「参照ドメインレポート」では、任意のドメインや URL、またはサブセクションへのリンクを掲載しているユニークウェブサイトが調べられます。
このレポートの実際の活用例をいくつかご紹介します。
どんなサイトが自社ウェブサイトへのリンクを載せているのかを調べましょう。 ターゲットウェブサイトを入力し、ドメイン モードを選択します。
これで、リンク元サイトやリンクの数がチェックできます。
特定のウェブサイトからのリンク数を知りたい場合は、ドメインを検索して「ターゲットへのリンク」 列を確認しましょう。
新規の参照ドメインから獲得するリンクの方が、既存ドメインからの新しいリンクよりも価値があると思われる場合は、すでにリンクを掲載している外部サイトへの新たなリンク掲載依頼は不要かもしれません。
競合他社のウェブサイトを入力して、サイトへのリンクを載せているすべての参照ドメインを確認します。
例えば、Asana のようなプロジェクトマネジメントツール会社の SEO を担当している場合は、Monday.com や Clickup といった参照ドメインを調べるといいでしょう。
ここから、Dofollow フィルターを使って、リンクエクイティを受け渡すドメインのみに絞り込むことができます。
また、トラフィック列で並べ替えて、最大のトラフィックの流入元ドメインを確認することも可能です。
気になるドメインを見つけたら、ターゲットへのリンク 列の数字をクリックすれば、参照ドメインからターゲットに飛ぶすべての被リンクがチェックできます。
例えば、競合他社に飛ぶリンクを複数掲載しているのに自社へのリンクがないドメインが見つかったら、そのウェブサイト管理者(Ahrefs の場合は projectmanager.com)に連絡を取り、リンク掲載を依頼することを検討しましょう。
「シリアルリンカー」とは、特定のウェブサイトに繰り返し何度もリンクするサイトのことです。
競合他社のシリアルリンカーを見つけることで、固定のウェブサイトによくリンクするサイトを効率的に見つけることができます。 そのようなサイトとコネクションを築くことは、多くの場合、相互にとって有益になります。
こういったサイトを簡単に見つけるには、競合他社に飛ぶリンクを10〜50件 掲載している参照ドメインに絞り込んで表示させましょう。
これを行うには、「Dofollow」と「ターゲットへのリンク」 を選択し、設定すれば OK です。
こうして絞り込んだ各サイトからの実際の被リンクをチェックし、有力候補を探しましょう。 各リンクは「ターゲットへのリンク」 列の数字をクリックすると表示されます。
一般的に、最適なリンク元候補となるのは、以下のようなサイトです。
複数のページまたは投稿内でリンクを掲載(参照ページ 列で確認)
様々な文脈でリンクを掲載(アンカーとターゲット URL 列を参照)
一定の期間内に多くのページでリンクを掲載(初回確認日 列でチェック)
リンク構築についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの動画 または関連するAhrefs ブログをご覧ください。
サイトエクスプローラーを使って、自社と競合他社のウェブサイトを分析する方法
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