「リンク先のドメインレポート」では、対象のウェブサイトまたはサブセクションがリンクを掲載している先のユニークドメインが確認できます。
このレポートの実際の活用例をいくつかご紹介します。
リンク先のサイトを調査するため、初回確認日 または リンク先のページ 列でデータを並べ替えましょう。 リンクした覚えがないページがある場合は、削除しておきましょう。
例えば、Ahrefs ブログ記事数件が backlinko.com というサイトへのリンクを掲載していました。 これはリンク先として不適切なウェブサイトのため、確認後に記事から削除することができました。
外部サイトが競合他社ウェブサイトへの画像付きリンクを掲載していないかどうかを確認しましょう。
.png または .jpg がターゲット URL に含まれるページを探し、リンク元のウェブサイトを見つけ、代わりに自社サイトの画像を掲載してもらうよう依頼してみるのです。
例えば、Content Marketing Institute というサイトは74件の外部画像にリンクを貼っています。 詳しく調べると、2020年時点の「pizza」というキーワードの Google 検索結果ページを解説した eosmartly.com の画像にリンクが貼られていました。
この場合、最新の検索結果を使って似たような画像を作成し、Content Marketing Institute に他社の画像と取り換えてもらうように依頼するといいでしょう。 これはとても有効なリンク構築手法です。
リダイレクトチェーンは、ページの読み込み速度を遅くするため、ユーザーのサイト利用に支障をきたす可能性があります。 また、ウェブサイトの内部リンクを複雑にするため、検索エンジンクローラーによるクロールがスムーズに進まない原因にもなります。
これを調査するには、「リダイレクト数」からリダイレクトチェーンを選択してください。
この Content Marketing Institute というサイトの場合、lendingtree.com ではなくstudentloanhero.comに直接リンクしたほうが良いようです。サイトがドメインを変更したためです。
この方法で、自社に適切なアフィリエイトプログラムを見つけましょう。
アフィリエイトリンクの正確な構造が分からない方でも、調査が可能です。 「?」が含まれた URLに絞り込めばいいのです。 というのも、ほとんどのアフィリエイトリンクには「?+ベンダーID」という部分が含まれているからです。 それから「初回確認日」 列で並べ替えるだけです。
この例では、Ahrefs のウェブサイトがすでに SurferSEO のアフィリエイトプログラムに参加していることが分かります。同社は Ahrefs のツールと補完的な存在にある SEO ツールを提供する企業です。
外部サイトが自社サイトよりも多く競合他社にリンクしてないかどうかを確認しましょう。
例えば、thedigitalprojectmanager.com(デジタルプロジェクトマネージャー向けのリソースウェブサイト)は、monday.com の101件のページにリンクしている一方で、asana.com へのリンク数はその1/3にとどまっています。
asana.com は、このプラットフォームでの可視性を高めるために、より多くのページにリンクしてもらうよう交渉する価値がありそうです。
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