このレポートの表示内容は、選択する検索モードによって以下のどちらかになります。
競合ウェブサイト ターゲットに最も多くのトラフィックをもたらすキーワードのオーガニック検索結果トップ10にランクインしているサイト。
競合ページ ターゲットが検索順位トップ10以内で、最も多くのトラフィックをもたらすキーワードのオーガニック検索順位トップ100にランクインしているページ。
活用のヒント
競合ウェブサイトを確認するには、検索モードで「ドメイン」か「サブドメイン」を選択してください。 または、パスに複数のページがある場合は「パス」モードを選んでください。
競合ページを確認するには、「完全一致URL」モードを選択してください。 または、パスに複数のページがない場合は「パス」モードを選んでください。
実際の活用例をいくつかご紹介します。
レポート内の競合マップで、オーガニックトラフィック(y軸)、オーガニックトラフィック価値(x軸)、およびオーガニックページ(円)の3点から、自社と競合他社のパフォーマンスと比較することができます。
円が大きいほど、競合他社のページ数が多いことを意味します。
また、「カスタム」ドロップダウンから競合他社を手動で追加することも可能です。
競合他社のコンテンツ制作頻度をチェックするは、マップ内の円にカーソルを合わせてデータを表示させます。 マップ内では、以前のオーガニックトラフィックおよびオーガニックトラフィック価値が点線の円で表示されています。
画像のデータからは、Ahrefs が6ヶ月前から現在(2023年3月時点)までに113のオーガニックページを新規公開し、39,800回の検索訪問を獲得したことが分かります。
オーガニック競合他社が確認できたら、画面をスクロールダウンして、自社と競合他社両方が検索上位にランクインしている「共通キーワード」の割合順に競合を並べた表をチェックしましょう。
ここでは「キーワードの重複」 列を見れば、自社と最も関連性の高い競合他社が特定できます。
棒グラフの3色は以下を意味しています。
水色: 自社サイトのみが検索上位のキーワード
紫色: 両方のウェブサイトが検索上位の「共通キーワード」
オレンジ色: 競合他社のみが検索上位のキーワード
コンテンツ戦略の分析対象とするウェブサイトに絞り込むには、紫色とオレンジ色の部分に注目してください。
最も参考になる競合サイトは、(自社との関連度の指標となる)共通キーワードの数と(自社も上位を狙いたい)競合他社のみが検索上位のキーワードの数が多いサイトだからです。
分析するウェブサイトを決めたら、該当サイトの「競合のキーワード」列の数字をクリックして、競合のみが検索上位にランクインしているキーワードを確認しましょう。
ターゲット候補となる競合が少ないキーワードを見つけるには、キーワード難易度フィルターを最大10に設定してください。
次に「競合のキーワード」 列の数字をクリックして、ターゲットにしやすい競合の少ないトピックをチェックしましょう。
競合他社のトップパフォーマンスページを分析しましょう。 表内の「ページ」 列の数字をクリックしてテーブルを開き、パフォーマンスの優れたページを確認します。
例えば、Yoast.com というサイトは SEO コンテンツにおける転換語の使用方法を紹介した記事で、「transition words(転換語)」というキーワードのオーガニック検索上位にランクインしているようです。 このキーワードの検索ボリュームは11万4,000もあるため、このトピックについてブログ記事を書くといいかもしれません。
オーガニック競合他社の分析方法についてさらに詳しく知りたい方は、Ahrefs の関連ブログ記事 をご覧ください。
サイトエクスプローラーを使って、自社と競合他社のウェブサイトを分析する方法
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サイト監査を使ってオンページおよびテクニカル SEO の問題点を修正する方法
ランクトラッカーを使って Google 検索順位を追跡し改善する方法
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