サイトエクスプローラーは、競合他社のオーガニック検索順位、被リンク獲得状況、有料トラフィックパフォーマンスなどを分析する競合調査ツールで、そのデータを自社戦略の参考にすることができます。
この競合分析は、6億6,200万のキーワード検索インデックスと35兆の被リンクデータベースをもとに作られたサイトエクスプローラーだからこそ可能なのです。
Ahrefs のデータを効果的に活用するには、サーチの仕組みを理解することが重要です。
サイトエクスプローラーを使う際は、まず3つの設定が必要です。
HTTP、HTTPS テキスト、または HTTP + HTTPS から選べます。 ほとんどの場合で HTTP + HTTPS に設定することをおすすめします。
注意点
単一のプロトコルを選択するのは、特定のURLに関するデータのみを探している場合に限られます。 または、HTTP から HTTPSに適切に移行されなかったページを調査する場合です。
ドメイン、サブドメイン、サブフォルダー、URLのどれかを入力してください。
入力した URL に対して、調査する(指標とレポートを表示させたい)対象のページ範囲を決定します。 これには4つのオプションがあります。
サブドメイン
すべてのサブドメインを含むドメイン全体を調査します。
例えば、ahrefs.com でサーチすると、調査対象にはルートドメイン全体のデータと、"www.ahrefs.com"、"help.ahrefs.com"、"docs.ahrefs.com" などのすべてのサブドメインも含まれます。
ドメイン
単一のドメインまたはサブドメインを検索します。
例えば、"ahrefs.com" のみを調査して、サブドメイン("help.ahrefs.com"など)のデータを除外したい場合です。
または、上記のようなサブドメイン(ウェブサイトの一部)だけを分析したい場合もこれを選択します。
パス
ウェブサイトのサブフォルダーを調査します。
例えば、"ahrefs.com/blog/" をサーチすると、/blog/ サブフォルダー内のページのデータのみが表示されます。
完全一致 URL
特定 URL のデータを表示します。
例えば、ウェブサイトのホームページ URL 、または特定のブログ投稿やランディングページを調査したい場合に最適です。
注意点
ターゲットがURLで "www" を使用しているかどうかを確認してください。
例えば、"hubspot.com" を「完全一致 URL」モードでサーチすると、このホームページが検索上位のキーワードは0、獲得した検索訪問回数も0だと表示されます。
これは正しくないデータです。なぜなら、Hubspot の実際のウェブサイトは "www" サブドメインにあるからです。 "www" で始まる正しいドメインを入力することで、同社のオーガニックトラフィックパフォーマンスの指標を見ることができます。
サイトエクスプローラーを使って、自社と競合他社のウェブサイトを分析する方法
キーワードエクスプローラーを使ってキーワードリサーチをマスターする方法
サイト監査を使ってオンページおよびテクニカル SEO の問題点を修正する方法
ランクトラッカーを使って Google 検索順位を追跡し改善する方法
コンテンツエクスプローラーを使って、未開拓のキーワードおよびリンク構築の機会を発見する方法
アラート機能を使って、検索順位を上げたキーワードや新規獲得したリンクの自動通知を受け取る方法