このレポートでは、キーワードについて迅速で情報に基づいた決定を下すために必要な、詳細な SEO 指標をすべて提供します。
検索バー横のドロップダウンから、データを表示したい国を選択してください。
以下に、このレポートを活用する具体的な方法をご紹介します。
検索ボリュームは、特定の国で 1 カ月間にそのキーワードが検索された回数です。
例えば、「how to lose weight」というクエリは、米国だけで 1 カ月間に 60,000 回検索されています。
グローバル検索ボリュームは、すべての国からの検索数の合計です。
先ほどと同じクエリで見てみると、グローバル検索ボリュームは約 205,000 回の月間検索となっています。
顧客基盤がグローバルである場合、国別の検索ボリュームよりもグローバルボリュームを確認することをお勧めします。
キーワード難易度は、特定のキーワードでトップ 10 にランクインする難しさを推定し、 0 から 100 のスケールで評価されます。
例えば、「how to lose weight」というクエリのキーワード難易度スコアは 90 です。
これを計算するには、現在のトップランキングページを指している参照ドメインの数を確認します。
それぞれの KD(キーワード難易度)スコアにカーソルを合わせると、このキーワードで最初のページに表示されるために必要な、異なるウェブサイトからのバックリンクの推定数が表示されます。
キーワード難易度について 詳しくはこちらをご覧ください.
ヒント
キーワード難易度は、特定のキーワードでのランキングを諦めるよう促すものではありません。 そのキーワードのランキングに必要なリソースを見積もるための目安です。 キーワードのランキングがビジネスにとって不可欠な場合は、KD スコアが高くとも、そのキーワードのランキングを目指すことをお勧めします。
トラフィックの可能性は、ターゲットキーワードの 1 位ランキングページが、そのキーワードでランキングされているすべてのキーワードから受け取るオーガニックトラフィックの合計を示しています。
これは、1 位ランキングページを追い抜いた場合に獲得できる潜在的なトラフィックと考えることができます。
例えば、「submit website to search engines」というキーワードは、検索ボリュームが 500 しかないにも関わらず、トラフィックの可能性は 6,200 です。
クリック指標は、検索結果ページで発生する平均クリック数を示しています。
例えば、「Google founders」というクエリは、毎月約 7,300 件の検索がありますが、検索結果は 1,800 回程度しかクリックされていません。
その理由:すべての検索がクリックにつながるわけではありません。
例えば、「Google founders」を検索すると、すぐに答えが得られるため、結果をクリックする必要がありません。
一般的には、クリック指標を使用して、キーワードをターゲットにする価値があるかどうかを判断できます。 キーワードの検索ボリュームが高くてもクリック数が少ない場合、ランキングが上位でもオーガニックトラフィックはあまり得られない可能性があります。
クリック単価(CPC)指標は、特定のキーワードの有料検索結果でのクリックの平均コストを示しています。
例えば、「project management software」というクエリの CPC は 8 ドルです。
これを使用して PPC の競争を判断し、競争に参加するかどうかを決定します。
CPC 指標は、クエリに商業的価値があるかどうかを判断するためにも使用できます。 一般的に、CPC が高いほど、その可能性が高いと言えます。
クリック数が多い高 CPC キーワードは、オーガニック検索でランキング上位に表示させる価値があるかもしれません。なぜなら、非常に収益性が高い可能性があるからです。
親トピックは、より一般的なトピックをターゲットにしながら、あなたのキーワードでランキングできるかどうかを決定します。
親トピックを特定するためには、あなたのキーワードで 1 位にランクインしているページを取得し、そのページに最も多くの検索トラフィックを送っているクエリを見つけます。
例えば、フィットネスサイトを運営していて、ウエイトを使ったランジの方法を教えたいとしましょう。 「how to do lunges with weights」というクエリを分析すると、検索ボリュームは 400 であることがわかります。しかし、親トピックは「dumbbell lunges」です。
このクエリの 1 位の結果は、推定で月間 5,200 回の訪問数を獲得しているようです。
こちらの方がより良いターゲットであると考えられます。
Keywords Explorer は、Google の約 204 億件のキーワードからなる膨大なデータベースを基盤としています。 入力した任意のキーワードに対して、キーワードアイデアレポートから上位 5 つのキーワードを表示します。
これにより、人々が検索している他の関連クエリをひと目で把握することができます。
さらにキーワードアイデアが必要な場合は、3 種類のキーワードのアイデアレポートから選択することができます。
フレーズ一致 - ターゲットにするキーワードまたはフレーズを含むキーワードアイデア
関連用語 - シードキーワードまたはフレーズに関連するキーワードアイデア
検索候補(サジェスト) - ターゲットクエリおよび関連用語の「オートコンプリート」候補
SERP(検索エンジン結果ページ)順位履歴は、現在のトップランキングページの過去のランキングを示しています。
これは、SERP の変動(トップランキングページ間のランキング位置の変動)を確認するのに役立ちます。
例えば、「football」というキーワードのグラフでは、上位表示されているページが継続的に変動していることがわかります。 これは、居住する地域によって「football」が異なるスポーツを指すため、時間の経過とともに検索意図が不明確または変動している可能性を示しています。
SEO 担当者のなかには、これをランキング向上のチャンスと捉える人もいれば、安定した SERP による予測可能性を好む人もいます。 ただし、1 ページ目の安定性は、そのキーワードの難易度が高いことを意味する場合もあります。
広告履歴チャートは、ターゲットキーワードに対して Google で広告されたページを表示します。
これは、キーワードが商業的価値が高いかどうかを判断するのに役立ちます。 この場合、「crm software」は非常に商業的なトピックであると考えられます。
広告にカーソルを合わせると、その広告のコピーが表示され、タイトルや説明文からアイデアを得ることができます。
SERP 概要は、キーワードの検索結果の最初のページと、最も重要な SEO 指標を表示します。
これにより、上位 10 ページそれぞれの以下のSEO指標を確認できます:
単語数
ドメインレーティング(DR)とURL レーティング(UR)
被リンク数と参照ドメイン数
対象国での推定月間オーガニックトラフィックとその価値
対象国でランキングしているキーワード数
ターゲット国で最も多くのオーガニックトラフィックを送信しているキーワード
対象国での「上位キーワード」の検索ボリューム。
これにより、上位表示されているページを迅速に評価し、これらのページがなぜその位置に表示されているのかを理解できます。
同じキーワードについて、異なる日付の SERP を調べて、ランキングの変化を確認します。
例えば、「how to lose weight」というキーワードの現在の SERP を 6 カ月前のものと比較すると、1 件の検索結果のみが順位を維持しており、3 件は順位を下げ、1 件は新しく登場し、残りは順位が変動しています。 ここから、このトピックがかなり不安定であると推測できます。
また、2 つの異なるキーワードを比較して、Google がそれらを類似していると認識しているかどうかを確認することもできます。
「whipped coffee」と「dalgona coffee」を例に取ってみましょう。 これらは同じことを意味するはずですが、 実は違います。
技術的には同じものですが、Google はこれらを 2 つの異なるエンティティとして認識しています。 この事実は、SERP 類似度スコアが低い(10/100)ことから確認できます。
したがって この2 トピックには別々のページをもうけてた方が良いかもしれません。
サイトエクスプローラーを使って、自社と競合他社のウェブサイトを分析する方法
キーワードエクスプローラーを使ってキーワードリサーチをマスターする方法
サイト監査を使ってオンページおよびテクニカル SEO の問題点を修正する方法
ランクトラッカーを使って Google 検索順位を追跡し改善する方法
コンテンツエクスプローラーを使って、未開拓のキーワードおよびリンク構築の機会を発見する方法
アラート機能を使って、検索順位を上げたキーワードや新規獲得したリンクの自動通知を受け取る方法