今月は 5 件のラウンドアップをお届けします。競合分析の上限引き上げ、ボット解析のボット検証機能から、ソーシャルメディアの分析を充実されたアップデートなが盛りだくさんです。
では見ていきましょう。
投稿「タグ」の追加
ソーシャルメディアマネージャーで、投稿にカスタムタグを付けられるようになりました。キャンペーン、チーム、投稿タイプなど、自分たちの運用に合った形で整理できます。
現時点でできること:
- 「タグ」セクションでタグの作成、編集、削除
- 投稿の作成・編集時にタグを付与
- 全ビューで投稿リストをタグでフィルタリング
タグ別のパフォーマンス分析は後日追加予定です。どのキャンペーンが最もエンゲージメントを生んでいるか、どの投稿タイプがよく効いているかを確認できるようになります。

GSC インサイトの概要にあったポジション別パフォーマンスウィジェットが追加されました。これにより、Google Search Console の検索順位パフォーマンスデータをカスタムレポートに直接含めることができます。

また、オーガニックページ履歴チャートウィジェットも新たに追加されました。サイトエクスプローラーの概要やトップページレポートにあったものです。これにより、オーガニックページ数の時系列変化をカスタムレポート内で視覚化できるようになり、他の履歴 SEO 指標と並べてページの増減を追跡できます。

競合トラッキング上限の引き上げ
プロジェクトあたりの競合トラッキング上限を、全プランで引き上げました。長年にわたりご要望の多かった変更です。
新しい上限は以下の通りです。
- ライト、スタンダード、アドバンスド、エンタープライズ v2: 20 社
- エンタープライズ v3: 100 社
注意点がいくつかあります。
- ダッシュボード、サイトエクスプローラー、ランクトラッカー、競合分析で新しい上限が適用されます。
- ランクトラッカー API は現時点では引き続き 10 社を返します。近日中にアップデート予定です。
- コンテンツギャップとリンク交差は、エンタープライズ v3 でも最大 20 社に制限されます。
すべての「プロジェクト」ページから「設定の編集」をクリックし、「競合」タブを選択すると競合が追加できます。

ボット検証機能の追加
ボット解析がボットの身元を検証するようになりました。これまでは User-Agent ヘッダーをそのまま信頼していましたが、今後は 2 つの独立した情報源でチェックします。
- Google などの検索エンジン、AI のクローラー、監視ツールなど、存在が認知がされているボット:Google、Bing、Anthropic などの公開エンドポイントから取得した IP レンジと照合します。
- Cloudfare が存在を認知されているボット: IP レンジが取得できないボット向けのです。
両方のチェックに失敗したリクエストは「Googlebot (spoofed)」のように「(spoofed)」サフィックスが付き、新しい「 Spoofed Bot 」カテゴリに分類されます。このカテゴリでフィルタリングすることで、なりすましトラフィックを除外したり、逆に絞り込んで確認したりできます。対応するボットの種類は、IP レンジや検証方法の追加に伴い今後拡張していきます。

ドメインレーティング
無料で利用できるドメインレーティングのエンドポイントが公開されました。これにより、誰でも Ahrefs のドメインレーティング指標を取得して、AI エージェントやアプリケーション、商用製品に利用できます。
資料 ➡️ https://docs.ahrefs.com/ja/api/reference/site-explorer/get-domain-rating
ランクトラッカー
さらに、ランクトラッカーのタグを API 経由で追加、置換、削除できるエンドポイントも追加されました。これにより、インターフェース上で手動でタグ付けする代わりに、キーワードの整理やワークフロー管理を自動化できます。
資料 ➡️ https://docs.ahrefs.com/ja/api/reference/management/put-project-keywords-tags
また、ランクトラッカー API には競合ドメインのエンドポイントが追加され、エンタープライズのお客様や API ユーザーがドメインレベルの競合情報をプログラムで取得できるようになりました。これらのアップデートにより、Ahrefs のデータがより利用しやすくなり、SEO 指標のソースとしての地位を確立します。
資料 ➡️ https://docs.ahrefs.com/ja/api/reference/rank-tracker/get-competitors-domains
ブランドレーダー
加えて、ブランドレーダー API には引用メトリクスと履歴データを取得できるエンドポイントが追加されました。これにより、ブランドがどれだけ言及されているかを追跡し、引用のトレンドを時系列で分析できるようになります。
資料 ➡️ https://docs.ahrefs.com/ja/api/reference/public/get-domain-rating-free
プロジェクトヘッダーのリニューアル
プロジェクトヘッダーのパンくずリスト構造を変更しました。従来の「ツール名 / プロジェクト名」から「すべてのプロジェクト / プロジェクト名 / ツール名」の順になり、プロジェクト単位のサイドナビゲーションと一貫した構造になりました。
あわせて、全ツールでドロップダウンからプロジェクトを切り替えられるようになりました。また、ツール間の移動時にヘッダーとサイドナビが再読み込みされなくなり、操作がよりスムーズになっています。

今月のアップデートは以上です。その他の細かいアップデートは全変更履歴でご確認ください。機能のご要望はCanny ボードにお寄せください。ぜひお試しください!

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