
Tim Soulo 作成
Ahrefs のチーフマーケティングオフィサー
留意事項
「Ahrefs が競合他社の SEO ツールより優れている理由は何ですか?」とよく聞かれます。公正な質問ですが、比較することが非常に多いため、答えるのは難しい質問です。
ですので、別の比較方法として、Ahrefs だけができる独自機能を 10 個ご紹介します。検索ボリューム調査から競合分析、被リンクチェック、内部リンク最適化まで、Ahrefs ならではの機能をご覧ください。
Ahrefs のキーワードエクスプローラーは、以下 10 種類の検索エンジンに対応しており、それぞれの月間検索ボリュームを確認できます。
それぞれを切り替えるだけで、キーワードの月間検索ボリュームを確認できます。
ロシア、中国、韓国、チェコ共和国の検索エンジンに関心があるかどうか、または Amazon で製品を販売するかどうかにかかわらず、YouTube での認知を考慮する必要があります。Ahrefs の YouTube チャンネルは、月に 30 万回近く再生されており、これらの再生の 91%は「キーワードターゲット」動画からのものです。
補足:
キーワードエクスプローラーは、検索ボリュームだけではなく、検索結果の推定クリック数を表示する市場でほぼ唯一のキーワード調査ツールです。これは、キーワードが実際にターゲティングする価値があるかどうかを評価するのに役立ちます。
検索ボリュームとは「何回検索されたか」を示す指標であり、実際にクリックされた数ではありません。検索ボリュームの調べ方だけを重視していると、実際のトラフィックと大きく乖離することがあります。たとえば「百均」というクエリを考えてみましょう。
この用語の月間検索数は推定 61,000 ですが、実際のクリック数はそれより少なくなります。Google が検索結果に直接情報を表示するため、ユーザーがわざわざクリックしない「ゼロクリック検索」が多いためです。
一方、「占い」というクエリを見てみましょう。
ここでは、検索ボリュームが 260,000 であるにもかかわらず、月間クリック数は 307,000 です。これは、平均的な検索で 1.2 回クリックされていることを意味します。この場合、検索ユーザーが有効な情報を探しているため、結果が見つかるまで複数の結果をクリックし続けます。
つまり、クリック数の多いキーワードを狙うことで、同じ検索ボリュームでも実際の流入数を大きく変えることができます。検索ボリュームとはあくまでも目安であり、クリック数まで確認することが重要です。
検索ボリューム数を当てにした SEO 対策には限界があります。ほとんどのページは、ターゲットキーワード以外の複数種類のロングテールキーワードでもランク付けされるため、検索ボリュームだけでは片手落ちです。
では、ターゲットキーワードの「潜在的な検索流入数」をどのように推定すればいいのでしょうか?
Ahrefs のキーワードエクスプローラーの「SERP の概要」レポートを使用すれば、現在の上位ページへの推定月間検索流入数を確認することができます。
検索ボリュームについての誤解について掘り下げるために、ある 2 つのキーワードの月間検索数と上位のページへの推定トラフィックと比較してみます。
このスクリーンショットからわかるように、検索ボリュームが低くても実際のトラフィックが高いページや、その逆のケースが存在します。Ahrefs の「SERP の概要」で実際のトラフィックデータを確認することで、より精度の高いキーワード戦略を立てることができます。
補足:
Ahrefs では被リンクの増減を日別でモニタリングできます。競合他社の被リンク獲得ペースと比較しながら、自社が追いつくための軌道に乗っているかどうかを確認するための被リンクの調べ方として活用できます。
ご覧の通り、ブログへの被リンクは 2019 年は約 6,000 のドメイン、2020 年には 10,000 を超える増加が見込まれています。
このように日ごとの調査によって、競合他社のペースと正確に比較して、追いつくための軌道に乗っているかどうかを確認できます。被リンクを増やす施策の効果をリアルタイムでモニタリングすることで、SEO 戦略の改善に役立てましょう。
競合調査において、サイト全体のトラフィック分布を把握することは重要です。Ahrefs のサイトエクスプローラーでは、トップサブフォルダー分析が可能です。これにより、サイト構造と特定の国からの検索トラフィックが最も多いセクションをよりよく理解できます。
ahrefs.com で推定された米国のオーガニックトラフィックによる上位のサブフォルダーは次のとおりです。
これから、次のことがわかります。
この設定は、サイトエクスプローラーの次のレポートで使用できます。
検索結果に対するよくある考え方として、約 30%のユーザーが上位表示されたサイトに移動し、約 15%が 2 ページに移動するといった考えがあります。しかし、これらの数値は平均であるため、誤解を招く恐れがあります。実際には、すべてのキーワードごとに、正確にはキーワードが持つ意図に合わせた独自の CTR 曲線があります。
Ahrefs は大量のクリックストリームデータを処理するため、ほとんどのキーワードについてクリック数を計算して表示することができます。
キーワードエクスプローラーにクエリを入力し、「ページごとのトラフィック共有」レポートに移動します。「Google アナリティクス」というクエリを見てみましょう。
特定のキーワードを深堀調査する前に、過去の上位検索結果の中で起こった変動を必ず調査してください。
たとえば、クエリ「MEO」の SERP 履歴は次のとおりです。
現在トップ 5 にランクインしているサイトが、過去からずっとそのポジションを維持しているかどうかを確認できます。
また、「被リンクチェッカー」に関する SERP 履歴を見ると、過去 6 か月間に多くの新規 URL がトップ 5 にランクインしているのがわかります。
ここでは、過去 6 か月間に多くの新規 URL がトップ 5 にランクインしているのがわかります。これは、競合他社がこのクエリのランク付けを意図的に試みたことを示唆しているため、被リンクプロファイルと全体的な SEO 戦略を分析して、どのようにランク付けしたかについての手がかりを得る価値があるかもしれません。
「コンテンツギャップ」ツールは、競合他社がランク付けするキーワードを探す競合調査ツールですが、それだけではありません。多くのツールにこの機能がありますが、Ahrefs 独自なのは URL またはサブフォルダーレベルでこれを実行できることです。
ブログのコンテンツ戦略に取り組む場合を想定してみましょう。Web サイト全体を競合するサイトと比較するのではなく、それぞれのブログ(サブフォルダーにある)だけを比較対象とすることをお勧めします。
Ahrefs のコンテンツギャップツールでこれを行うには、「PREFIX」モードを使用します。
競合するブログがランク付けするキーワードを掘り下げて、作成するコンテンツの予定表に意味のあるものを追加していきましょう。
お見逃しなく
この機能を使用して、「キーワードの共食い」の問題を発見することができます。
キーワード「ローカル SEO」の Moz のランキング履歴を見てください。
彼らのサイトの 8 つのユニークなページは、何年にもわたってこのクエリにランク付けされていますが、今日のトップ 3 にランク付けされているものはありません。これは潜在的に「キーワードの共食い」の問題であるため、そのコンテンツの一部を統合してトップの座を取り戻そうとする価値があるかもしれません。
重要なページを検索結果の上位表示化には内部リンクの最適化が重要です。
サイトエクスプローラーの「被リンク数の多いページ」レポートに移動し、「内部」タブに切り替えます。これは、Web サイトの各ページへの内部リンクの数を示しています。
青字で書かれた数値をクリックすると、実際にリンクしている URL とそのアンカーテキストが表示されます。これは、迅速な内部リンク監査を実行し、調整が必要かどうかを判断するための便利な方法です。
内部の被リンクは外部被リンクに比べて軽視されがちですが、内部リンクを介してページに渡すことができる価値を過小評価しないほうが良いです。内部リンク最適化は、外部被リンクと組み合わせることで PageRank をより効果的に伝播させることができます。
補足:
Ahrefs だけができる 10 の独自機能をご紹介しました。検索ボリューム調査から競合分析、被リンクモニタリング、内部リンク最適化まで、他の SEO ツールでは実現できない機能が揃っています。
Ahrefs を使って、競合分析から被リンク獲得、内部リンク最適化まで、SEO 全体を効率よく改善していきましょう。
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ティム・ソウロは Ahrefs の CMO です。デジタルマーケティング業界で 15 年以上の経験を持つティムは、これまでに数多くのデータ主導調査を発表し、実用的なマーケティングフレームワークを開発しており、業界全体で高い評価を得ているものも少なくありません。彼は従来のマーケティングの常識に疑問を投げかけ、シンプルかつ効率的なマーケティング戦略を提案しています。