
Ahrefs の SEO &マーケティング教育担当者
とはいえ、SEO ポテンシャルを計算するのは複雑で時間もかかります。そこで、 今日紹介する無料の 「SEO ポテンシャルボット」の出番です。このシンプルなツールを利用すると、キーワード分析やランキングシナリオをモデル化ができ、実質的に自社やクライアントの SEO トラフィックのポテンシャルを計算するプロセスが自動化されます。
このボットは単純な方式を基にしていますが、次のようなメリットを提供してくれます。
こちらからボットへ移動できます。
このボットは、トラフィックポテンシャルと親トピックに基づいているため(後ほど詳しく説明します)、Ahrefs のデータと組み合わせるのが最も効果的です。ただし、Ahrefs ユーザーでない場合でも、ボットは親トピックの代わりに通常のキーワードを、トラフィックポテンシャルの代わりに通常の検索ボリュームを使用して計算できます。また、Ahrefs の無料で使えるキーワードジェネレーターツールからコピー&ペーストしたデータにも対応しています。
ボットが生成するトラフィック推定値のスプレッドシートは、CSV 形式でダウンロードできます。また、キーワードエクスプローラーで選択した国でのトラフィックポテンシャルとグローバルトラフィックを積み上げ棒グラフとして視覚化し、ダウンロードすることもできます。
ただし、トラフィックは毎月獲得できる可能性のある訪問数(訪問者数ではない)として表されることに注意してください。
それでは、例を見てみましょう。
難度が高いほど、上位表示するためには時間も労力も費やすことになります。「簡単(Easy)」のカテゴリーは、短期間で獲得できる可能性のあるトラフィック量を示しています。特にドメインレーティングが低いサイトにとってこれは良い目標となります。
ボットは無料で利用できますが、他のコミュニティボットと同様に ChatGPT のサブスクリプションが必要です。なおこの記事の最後には、ボットの代わりに使用できるプロンプト(データ分析機能を使用するにはやはり ChatGPT のサブスクリプションが必要ですが)、または Gemini や Claude などの他の LLM に使用できるプロンプトを記載していますので、必要に応じてご利用ください。
Ahrefs のキーワードエクスプローラーを使用して入力データを取得する方法は次のとおりです。
ボットに方法の説明を求めたり、設定の調整を依頼したりすることもできます。
ヒント
トラフィックの推定は、検索ランキングをグループに分割し、特定のクリック率(CTR)のベンチマークを適用して潜在的なトラフィックを計算します。CTR は、すべてのユーザーが最初の検索結果をクリックするわけではないという現実を反映しています。ランキングの高いキーワードは一般的に獲得するクリック数が多くなるため、CTR はボットがこの事実を考慮するのに役立ちます。
ボットは楽観的、現実的、悲観的なランキングシナリオをシミュレートし、さまざまなポジションがトラフィックにどのような影響を与えるかを示します。
このボットは、次のような Ahrefs 独自の指標に基づいて設計されています。
まず、ボットはウェブサイトの現在のランキングを考慮しない点に注意が必要です。代わりに、ターゲットキーワードの全体的な可能性に焦点を当てます。ただし、すでにターゲットにしているキーワードから得られるトラフィックを推定するために利用することはできます。
Ahrefs のランクトラッカーやその他のツールを使ってターゲットキーワードをエクスポートし、キーワードエクスプローラーに貼り付けます。ツールから得られる、ターゲットキーワードに基づいた関連する親トピックをエクスポートしてボットに渡します。
たとえばこのサイトは、最も簡単なキーワードに重点を置くことでトラフィックを最大化できる可能性があります。
ヒント
SEO は長期的な戦略です。次のことを頭に入れておきましょう。
高品質のコンテンツを作成し、高品質のリンクを構築すればするほど、悲観的なシナリオから楽観的なシナリオへと進んでいきます。
ほとんどのマーケティング戦略と同様に、SEO も基本的にインソーシングとアウトソーシングの 2 つの方法があります。
次の条件に当てはまる場合は、インソーシングをおすすめします。
キーワード調査からリンク構築まで、あらゆるトピックを提供している無料の初心者向け SEO コースを Ahrefs アカデミーでチェックしてみてください。
また、次の条件に当てはまる場合は、代理店やフリーランスの SEO 専門家にアウトソーシングしてみるのも良いでしょう。
(その際は、サービス費用の確認をお忘れなく!)
ぜひボットをご使用いただき、ご意見・ご感想を Ahrefs 公式 X までお寄せください。お待ちしています。
ちなみに、ボットなしで使用したい場合や別の LLM で使用したい場合は次のプロンプトをお使いください(私は Gemini と Claude で試しました)。
Generate an SEO Potential Report
Create a file listing Parent Topics with columns for:
Difficulty: Categorized into four buckets: Easy (0-10), Medium (11-30), Hard (31-70), and Super Hard (71-100).
Traffic potential and Global traffic potential: Based on user-provided columns.
Estimated Traffic: Calculated for three ranking models:
Optimistic: 30% of keywords rank #1, 25% at #2, 20% at #3, 15% in positions 4-10, and 10% unranked.
Realistic: 20% at #1, 20% at #2, 30% at #3, 30% in positions 4-10, and 20% unranked.
Pessimistic: 10% at #1, 10% at #2, 20% at #3, 60% in positions 4-10, and 20% unranked.
CTR Assumptions:
Rank 1 = 30%, Rank 2 = 15%, Rank 3 = 10%, Ranks 4-10 = 5%, Unranked = 0%.
For each difficulty bucket, calculate:
Total keyword count.
Total traffic potential and Global traffic potential.
Estimated traffic for each ranking model.
Clean Data:
Remove any rows with an "Uncategorized" difficulty bucket.
Exclude rows where all values for traffic and potential traffic are zero.
Provide a summary row labeled “Sum”, aggregating totals for traffic potential, global traffic potential, and estimated traffic across all buckets.
Visualizations: Create two stacked bar charts:
1. Estimated Traffic Potential:
Each bar represents total Estimated Traffic Potential for a ranking model (Optimistic, Realistic, Pessimistic).
Stack the bar by difficulty bucket (Easy, Medium, Hard, Super Hard) to show the contribution of each bucket. The pessimistic scenario needs to be at the bottom.
2. Estimated Global Traffic Potential:
Each bar represents total Estimated Global Traffic Potential for a ranking model (Optimistic, Realistic, Pessimistic). The pessimistic scenario needs to be at the bottom.
Stack the bar by difficulty bucket (Easy, Medium, Hard, Super Hard) to show the contribution of each bucket.
Column Mapping:
If the exact column names cannot be found, ask the user to confirm which columns to use for Parent topic, Traffic potential, Global traffic potential, and Difficulty.