今月は 5 件のラウンドアップをお届けします。競合分析の上限引き上げ、ボット解析のボット検証機能から、ソーシャルメディアの分析を充実されたアップデートなど盛りだくさんです。
では見ていきましょう。
ソーシャルメディアマネージャーで、投稿にカスタムタグを付けられるようになりました。キャンペーン、チーム、投稿タイプなど、自分たちの運用に合った形で整理できます。
現時点でできること:
タグ別のパフォーマンス分析は後日追加予定です。どのキャンペーンが最もエンゲージメントを生んでいるか、どの投稿タイプがよく効いているかを確認できるようになります。
GSC インサイトの概要にあったポジション別パフォーマンスウィジェットが追加されました。これにより、Google Search Console の検索順位パフォーマンスデータをカスタムレポートに直接含めることができます。
また、オーガニックページ履歴チャートウィジェットも新たに追加されました。サイトエクスプローラーの概要やトップページレポートにあったものです。これにより、オーガニックページ数の時系列変化をカスタムレポート内で視覚化できるようになり、他の履歴 SEO 指標と並べてページの増減を追跡できます。
プロジェクトあたりの競合トラッキング上限を、全プランで引き上げました。長年にわたりご要望の多かった変更です。
新しい上限は以下の通りです。
注意点がいくつかあります。
すべての「プロジェクト」ページから「設定の編集」をクリックし、「競合」タブを選択すると競合が追加できます。
ボット解析がボットの身元を検証するようになりました。これまでは User-Agent ヘッダーをそのまま信頼していましたが、今後は 2 つの独立した情報源でチェックします。
両方のチェックに失敗したリクエストは「Googlebot (spoofed)」のように「(spoofed)」サフィックスが付き、新しい「 Spoofed Bot 」カテゴリに分類されます。このカテゴリでフィルタリングすることで、なりすましトラフィックを除外したり、逆に絞り込んで確認したりできます。対応するボットの種類は、IP レンジや検証方法の追加に伴い今後拡張していきます。
無料で利用できるドメインレーティングのエンドポイントが公開されました。これにより、誰でも Ahrefs のドメインレーティング指標を取得して、AI エージェントやアプリケーション、商用製品に利用できます。
さらに、ランクトラッカーのタグを API 経由で追加、置換、削除できるエンドポイントも追加されました。これにより、インターフェース上で手動でタグ付けする代わりに、キーワードの整理やワークフロー管理を自動化できます。
また、ランクトラッカー API には競合ドメインのエンドポイントが追加され、エンタープライズのお客様や API ユーザーがドメインレベルの競合情報をプログラムで取得できるようになりました。これらのアップデートにより、Ahrefs のデータがより利用しやすくなり、SEO 指標のソースとしての地位を確立します。
加えて、ブランドレーダー API には引用メトリクスと履歴データを取得できるエンドポイントが追加されました。これにより、ブランドがどれだけ言及されているかを追跡し、引用のトレンドを時系列で分析できるようになります。
プロジェクトヘッダーのパンくずリスト構造を変更しました。従来の「ツール名 / プロジェクト名」から「すべてのプロジェクト / プロジェクト名 / ツール名」の順になり、プロジェクト単位のサイドナビゲーションと一貫した構造になりました。
あわせて、全ツールでドロップダウンからプロジェクトを切り替えられるようになりました。また、ツール間の移動時にヘッダーとサイドナビが再読み込みされなくなり、操作がよりスムーズになっています。
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Ahrefs|プロダクトマーケター 国外企業での日本市場向けマーケティングに 5 年以上携わり、現在は Ahrefs でプロダクトマーケティングを担当。日本のユーザーコミュニティを盛り上げつつ、Ahrefsと市場をつなぐ役割を担っている。