こんにちは、 Ahrefs(エイチレフス)日本マーケティング統括の Mao です。
「いつもの Claude や ChatGPT のチャット画面から直接 Ahrefs を操作して、そのままデータ分析まで完了できたら、日々の SEO 業務がもっと楽になるのに…!」と思ったことはありませんか?
実は、その理想の業務フローを叶えてくれるのが Ahrefs の MCP サーバーなんです!
MCP(Model Context Protocol)とは、AI アシスタントと外部ツールのデータをシームレスにつなぐ最新の接続規格のこと。Claude や ChatGPT と Ahrefs を MCP 接続するだけで、いつもの自然な対話を通して Ahrefs の使い方 をガラリと変えることができます。キーワード調査や競合分析はもちろん、Ahrefs ブランドレーダーを活用した AI 検索での露出分析まで、すべて会話だけでサクサク進められるようになります。
「でも、接続設定って難しそう」「Letaido(レタイド)とどう使い分ければいいの?」と不安に思っている方もご安心ください!本記事では、Claude・ChatGPT と MCP のスムーズな初期設定手順から、現場で役立つ Letaido との使い分け、よくあるエラーの解決策まで、実務ですぐに活かせるステップを分かりやすく解説していきます。一緒に AI × SEO の新しい働き方を体験してみましょう。
Ahrefs MCP サーバーを初期設定することで、Claude や ChatGPT との連携が完了し、いつもの会話形式で Ahrefs の膨大なデータへ直接アクセスできるようになります。利用には Ahrefs のライトプラン以上と ChatGPT Plus 以上の環境が必要です。接続方法には、最新機能へ即座にアクセスできる Ahrefs MCP 直接接続と、設定が手軽な ChatGPT プラグイン 経由や Claude プラグイン経由 の 3 種類があり、チームの運用スタイルに合わせて自由に選択できます。
ChatGPT から Ahrefs に接続するアプローチは大きく分けて 2 つあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選んでみましょう。
接続方式 | メリット | こんな方におすすめ |
|---|---|---|
① Ahrefs MCP 経由(直接接続) | 最新エンドポイントや新機能へ即座にアクセス可能 | 常に最新機能や高度な分析 API を活用したい方 |
② ChatGPT プラグイン経由 | アプリストアから手軽に導入・利用開始できる | まずは手軽に連携を試してみたい方 |
Ahrefs MCP は、API キーを設定するだけで ChatGPT から普段使っている言葉(自然言語)で Ahrefs のデータにアクセスできるようになる接続手法です。MCP の一番の魅力は、常に最新のツールや API エンドポイントにいち早くアクセスできること。「設定をスムーズに進めて、常に最新の API 機能をフル活用したい」という方には、間違いなくこの MCP 接続がおすすめです。
【設定手順】
Step 1:API キーを発行する(Ahrefs の管理画面で準備)
Ahrefs のアカウント設定画面を開き、API キーを発行してコピーしておきます。
Step 2:ChatGPT で MCP プラグインを設定する(開発者モードを使用)
ChatGPT の「開発者モード」を有効にし、プラグイン検索ボックス横の「+」をクリックして新規プラグインを作成します。
Step 3:動作確認と導線チェックを行う(コネクタを有効化)
チャットボックスのコネクタ一覧で Ahrefs を有効にします。試しに「Ahrefs MCP で〇〇の KD(キーワード難易度)を取得して」とプロンプトを入力し、正しくデータが返ってくるか確認してみましょう。
ChatGPT プラグインの魅力は、なんといっても「設定の手軽さ」です。Ahrefs では 2026 年 4 月 18 日 に ChatGPT 公式アプリへ Ahrefs MCP をリリースし、より多くの方が気軽に ChatGPT から Ahrefs のデータへアクセスできるようになりました。一方で、機能アップデートの頻度が直接接続の MCP と異なるため、プラグイン版は利用できるエンドポイントが少し前のバージョンになる場合があります。「まずは難しい設定抜きで手軽に試してみたい」という方は、ぜひこのプラグインからスタートしてみてください。
ChatGPT 経由でデータを呼び出す際も、通常通り Ahrefs の API クレジットを消費します。最初の動作確認時に複雑な全社データの取得などを投げかけてしまうと、一気にクレジットを消費してしまう可能性もあるので、まずは「1 つのキーワードの KD を取得する」といった消費量の少ないシンプルなプロンプトから試すのがおすすめです。ご自身のプランの月間クレジット上限を事前にチェックしておきましょう!
Claude から Ahrefs には、プラグイン経由で簡単に接続が可能です。Ahrefs は、2026 年 2 月に Claude と正式連携を行い、より多くの方が気軽に MCP を利用できるようになりました。Claude プラグインは、設定の難しさを感じることなく手軽に接続が出来るので、これまで MCP に触れたことが無い方にもおすすめしたい方法です。
Claude プラグイン経由では、カスタマイズのコネクタから「Ahrefs」を選択することで接続が可能です。
【設定手順】
Step 1:API キーを発行する(Ahrefs の管理画面で準備)
Ahrefs のアカウント設定画面を開き、API キーを発行してコピーしておきます。
Step 2:Claude で MCP プラグインを設定する
Claude のカスタマイズページでコネクタを「Ahrefs」に設定して、「連携/連携させる」をクリックします。
自動的に Ahrefs のログイン画面に遷移するので、MCP 連携を行いたいアカウントでログインをします。
Step 3:Ahrefs ワークスペースを設定する
Step 4:動作確認と導線チェックを行う
Claude のチャット画面左下の「+」をクリックし、コネクタに Ahrefs が表示されたら、設定完了です。
ChatGPT の時と同様に、試しに「Ahrefs MCP で〇〇の KD(キーワード難易度)を取得して」とプロンプトを入力し、正しくデータが返ってくるか確認してみましょう。
詳細な接続工程は、MCP サーバーについて解説したブログでもご紹介しているので合わせてご覧くださいね!
Letaido(レタイド)と Ahrefs MCP は、どちらも AI で Ahrefs データを直感的に扱うための仕組みですが、活躍するシーンが異なります。Letaido は 2026 年 7 月に日本語版がリリースされた SEO 特化型 AI ワークスペースで、定型ワークフローの保存やアプリ作成が得意です。一方、 MCP は ChatGPT や Claude からリアルタイムデータを直接呼び出せます。日常の対話分析には MCP 、業務の自動化には Letaido の使い分けがおすすめです。
普段から ChatGPT を使ってリサーチや要約、記事の原稿作成などをスムーズに行っている方なら、会話だけでサクッとデータを呼び出せる MCP の便利さをすぐに実感できるはずです。一方で、「自社や競合の被リンクの動きを定期的にモニタリングしたい」「毎週の定型レポート作成を丸ごと自動化したい」といった作業には、ワークフローをアプリとして保存・再利用できる Letaido がぴったりです。
「ちょっとした日常のデータ確認は MCP でチャットしながら行い、決まった分析フローは Letaido に任せて自動化する」という、いいとこ取りの組み合わせ運用もとってもおすすめです。
Ahrefs API は、自社の社内システムや自社開発ツールの中に Ahrefs のデータを直接組み込みたい方向けの「開発者用」接続形式です。プログラミング(コーディング)が必要になりますが、自由にエンドポイントを設定して自社独自のノウハウを詰め込んだ完全オリジナルの SEO ツールを作れるのが最大の魅力。ただ、Letaido や MCP のように「いつもの会話」で分析を進めることはできません。
だからこそ、「社内にエンジニアチームがいない」「開発リソースをかけずに今すぐ AI を活用したい」というチームには、会話だけでサクサク動かせる MCP や Letaido の手軽さが大きな味方になってくれます。
それぞれの特徴と向き・不向きを一覧表にまとめました。自社のチーム体制や目的に合わせて、最適なツールを組み合わせてみてください。
Letaido | MCP | API | |
|---|---|---|---|
操作方法 | Letaido ワークスペース内のチャットボックス | ChatGPT や Claude のチャットボックス | プログラムから直接呼び出し |
利用シーン | SEO アプリの構築、保存 | キーワード調査や競合分析など | 自社システムとの統合 |
必要プラン | Ahrefs スタータープラン以上でアドオン可能 | Ahrefs:ライトプラン以上 ChatGPT:開発モード | Ahrefs:ライトプラン以上 |
データ保存性 | アプリとして保存、再利用可能 | 会話ごとのスナップショット取得 | 任意のデータベースに保存可能 |
Claude や ChatGPT を使った SEO の実践において、Ahrefs MCP を経由して Ahrefs ブランドレーダーのデータを取得する方法は驚くほどシンプルです。チャットボックスにプロンプトを入力するだけで、Claude や ChatGPT、Gemini、Perplexity など主要 AI モデルでの言及数や引用数を一括取得できます。データ取得元や出力形式を指定すれば、競合比較や自社が引用されていないプロンプトの特定から改善提案まで、1 つのチャット上で効率よく完結できます。
Claude・ChatGPT 経由で Ahrefs ブランドレーダーから狙い通りのデータをスムーズに引き出すためには、以下の 3 つのポイントをプロンプトに含めるのがコツです。
そのままコピー&ペーストして使える実践プロンプトの例です。日常の分析業務にぜひお役立てください。Claude や ChatGPT のプロジェクト機能を使用することで、実例集を自社に合わせてカスタマイズすることもおすすめです。
目的 | プロンプト例 |
|---|---|
自社の言及状況を確認 | ブランド の AI 検索での言及状況を取得してください。 AI プラットフォームごとにメンション・引用・シェアオブボイスを表で整理してください。 |
競合比較 | 自社ブランド と 競合ブランド を日本市場で比較してください。 AI の応答・メンション・引用・シェアオブボイスを差が大きい順に表で出力。 |
差が大きいカテゴリを特定 | 自社ブランド と 競合ブランド の AI 言及数を比較し、差が大きいプロンプトカテゴリを 5 件抽出してください。 カテゴリごとに、差が出ている理由をサマリーでまとめる。 |
自社ブランドが引用されていないテーマを発見 | 業界名 で 自社ブランド が言及または引用されていないプロンプトを抽出してください。 競合ブランドが引用されている場合は、競合名、引用元ドメイン、想定される検索意図を一覧表にする。 |
AEO 改善タスクと優先度 | (自社ブランドが引用されていないテーマを発見と同じチャットボックスで行う) 引用がないプロンプトからコンテンツ改善タスクを提案してください。 追加項目や補強項目、既存ページ改善などの観点で整理して表で出力。 それぞれのタスクについて、重要度、実行難易度、期待効果を 5 段階で評価し、優先度の高い順に並べた表にする。 |
週次または月次の変化を確認する | 〇年〇月〇日時点と〇年〇月〇日時点の結果を比較し、プラットフォームごとに AI 可視性をまとめた表を作成。 |
※ 冒頭の「Ahrefs MCP のブランドレーダーで」と対象国は省略しています。
MCP 経由で取得できるデータ項目には一部制限がある場合もあります。社内向けの正式なレポート作成や詳細なプロンプト履歴を細かく分析したいときは、ブランドレーダーの画面で実際の数値を確認するのが確実でおすすめです。
Claude や ChatGPT を使った SEO 対策 において、Ahrefs MCP を活用したキーワード調査は日々の業務効率を劇的に高めてくれます。データ取得元として Ahrefs のキーワードエクスプローラーを指定することで、ボリュームや KD(キーワード難易度)の取得、検索意図の分類、競合分析まで同一スレッド上で実行可能です。取得データはスナップショットのため、最終決定前には本体画面で確認しましょう。目的を明記したプロンプトで Ahrefs の使い方がさらに広がります。
Claude・ChatGPT のチャット画面上で Ahrefs MCP を呼び出せば、これまで複数の画面を行き来していた作業が 1 つのスレッドで完了します。
Ahrefs MCP をフル活用するためのプロンプト例です。「何のための調査か(ブログ新規作成、リライトなど)」という目的をプロンプト内に明記するのが、分析精度をグッと高めるコツです。
目的 | プロンプト例 |
|---|---|
関連キーワードを取得 | 任意のキーワード(例:SEO ライティング)の関連キーワードを 20 件取得してください。月間検索数が大きく、KD が低い順に表で整理してください。 キーワード|月間検索数|KD|親トピック|検索意図 |
情報収集型を抽出 | 取得したキーワードのうち、検索意図が Informational(情報収集型)のものだけを抽出し、成長予測が高い順に並べてください。 キーワード|月間検索数|KD|成長予測|トピック|記事化しやすい理由 |
チャンク設計 | 抽出した情報収集型の上位キーワードについて、チャンク Q を 5 つ提案してください。 |
競合上位ページ調査 | 競合 URL の上位ページを被リンク数順に 10 件リストアップしてください。 サマリーと被リンクが多い順に並べた表を出力してください。 URL|ページタイトル|被リンク数|推定流入|主なトピック |
記事構成案を作成する | 取得した上位キーワードと競合上位ページの傾向をもとに、任意テーマ で記事構成案を作成してください。 項目:H2 見出し、対応キーワード、検索意図、FAQ 各 H2 に本文で書く内容を一文で示す |
※ 冒頭の「Ahrefs MCP のキーワードエクスプローラーで」と対象国は省略しています。
Claude・ChatGPT 経由で取得する数値は、あくまでプロンプトを実行した時点での Ahrefs データの「スナップショット(静的なデータ)」です。タイトル決定や構成案の最終確定など、重要な意志決定を行う前には、念のため Ahrefs の本体レポート画面を開いてリアルタイムな最新数値(実データ)と照らし合わせておくのが、分析の精度を向上させる秘訣です!
Ahrefs MCP 接続で発生する主なトラブルは、認証エラー、クレジット上限到達、応答エラーの 3 つです。原因の多くは API キーの再設定や接続ワークスペースの確認、アカウント画面での消費クレジットチェックでスムーズに解消できます。データが返ってこない場合は、対象データの有無を確認したり、日本語の表記揺れ(漢字・ひらがな・英語)を変えて再入力してみましょう。落ち着いて順番に対処することで、適切な出力を引き出すことができます。
トラブルが発生した際は、まず以下のエラータイプと対処法をチェックしてみてください。
エラーの種類 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
認証エラー | API キーの入力ミス、期限切れ | キーを再発行して再設定する |
クレジット不足 | 月次クレジットを使い切った状態 | 追加クレジットを購入する プランアップグレードを検討する |
サーバー無応答 | URL の設定ミスや障害 | URL を再確認し、ステータスページで障害情報を確認する |
データ未取得 | 対象キーワードやドメインが未登録 | キーワードや対象 URL を変えて再試行する |
Claude や ChatGPT で Ahrefs MCP が使えるようになると、キーワード調査から競合分析、Ahrefs ブランドレーダーの確認まで、いつものチャット画面上で驚くほどスムーズに進められるようになります。単にデータを取得するだけでなく、検索意図の整理や記事構成案の作成、AI 検索で自社が引用されていないテーマの抽出まで、1 つのスレッド内でシームレスに完結できるのは本当に大きな魅力ですよね。
最後に、今回ご紹介した 3 つの接続方法の使い分けをおさらいしておきましょう:
「設定や操作にまだ少し不安がある」という方は、まずは「キーワードを 10 個だけ取得してみる」「競合サイトを 1 社だけ比較してみる」といった、消費量を抑えた小さなプロンプトからスタートしてみるのがおすすめです。
なお、重要な意思決定を行う前には、Ahrefs の本体画面で最新の数値や KD(キーワード難易度)、引用元 URL などを念のためダブルチェックしておくとさらに安心です。ぜひ、今日から「会話で進める新しい SEO ワークフロー」への一歩を踏み出してみませんか?みなさんの日々の施策が、より楽しく効率的なものになることを、Ahrefs 一同応援しています!
A:はい、 Ahrefs はライトプラン以上の契約が必要です。また、Claude は無料プランでも利用可能ですが、ChatGPTでは、ChatGPT Plus 以上の契約が必要です。 無料プランでは Ahrefs MCP の接続機能や API キーの発行が制限されているため、事前に接続が可能な双方のアカウントをご準備ください。
A:はい、通常の画面操作と同様に Ahrefs の API クレジットが消費されます。会話のやり取りごとにユニットを消費するため、最初はキーワード数を絞ったシンプルなプロンプトから試すのがおすすめです。
A:普段の対話分析なら MCP 、定型業務の自動化なら Letaido がおすすめです。チャットでの調査やアイデア出しには Ahrefs MCP が便利ですが、毎回のレポート作成などは Letaido が力を発揮します。
A:データ未存在や表記揺れ(漢字・英語等)の可能性があるため再検索を試しましょう。 また、 API キーの有効期限切れやクレジット上限に達しているケースもあるため、一度アカウント画面のステータスをご確認ください。
A:データ取得元(Ahrefs MCP)と出力形式、分析目的を明記するのがコツです。「Ahrefs MCP で〇〇のブログ作成用に」と指定することで、Claude や ChatGPT が適切なデータを出力しやすくなります。
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Ahrefs|プロダクトマーケター 国外企業での日本市場向けマーケティングに 5 年以上携わり、現在は Ahrefs でプロダクトマーケティングを担当。日本のユーザーコミュニティを盛り上げつつ、Ahrefsと市場をつなぐ役割を担っている。