こんにちは!Ahrefs(エイチレフス)日本マーケティングの Mao です。
Web マーケティングの現場で「Ahrefs を導入して本格的な SEO や AEO 対策を始めたいけれど、うちにはどのプランが合っているのか分からない」「現在契約中のプランを見直したいけれど、上位プランに変える価値はある?」というご相談をいただくことが増えてきました。
ご予算に応じたプランを選択されるケースがほとんどだと思いますが、自社の「分析目的」や「チームの成長フェーズ」に合わせて選ぶことで、Ahrefs の各種ツールとサービスを最も費用対効果を高く活用することができます。
この記事では、自社に最適なプランを迷わず判断するための具体的な選び方の基準をわかりやすく解説します。近年リリースしている新機能 MCP サーバーや、AI 可視性の分析に欠かせないブランドレーダー、さらには SEO に特化した AI ワークスペース Letaido(レタイド)をフル活用したい方向けのおススメ情報もまとめましたので、ぜひ自社にぴったりのプランを見つけるガイドとしてご活用ください。
Ahrefs の料金プランは、月額 4,460 円のスタータープランから大規模な事業運用に対応するエンタープライズプランまで 5 段階に分かれており、用途・チーム規模・自動化ニーズという 3 つの軸で整理するのが最も効果的です。
特に近年は AEO 対策への関心の高さを受けて登場したブランドレーダーや MCP サーバー、そして AI ワークスペース Letaido といった AI 検索対策の核となる機能をどこまで活用したいかが、最適なプラン決定の大きな鍵を握っています。
まずは自社の状況を以下の 3 つの視点からチェックしてみましょう。
用途やチーム規模、自動化の必要性によってどのプランを選ぶべきか、主要な特徴と料金の目安はこちらを参考にしてください。
プラン(月額) | 主な用途 | チーム規模 | 自動化ニーズ |
|---|---|---|---|
スターター (4,460 円) | SEO 入門 キーワード調査・競合分析など 履歴データ 1 か月 クレジット 200 / 月 | 小規模事業者 個人 | 不要(手動操作) |
ライト (19,900 円) | SEO 業務全般 AI 可視性の初期分析 履歴データ 6 か月 クレジット 1,000 / 月 | 個人〜2 名 | MCP 連携で一部自動化 |
スタンダード (38,400 円) | AEO 対策・コンテンツ分析 カスタムプロンプト活用 履歴データ 2 年 クレジット無制限 | 個人~少人数 1〜5 名 | ブランドレーダーや Letaido アドオンで中程度の自動化 |
アドバンスド (68,900 円) | キーワード・プロンプト追跡 データポータル(旧 Looker Studio)統合 セグメント分析 履歴データ 5 年 クレジット無制限 | 小~中規模 5〜10 名 | Letaido・MCP・API を用いて、レポート作成やデータ取得を定型化 |
エンタープライズ (230,900 円) ※要年間契約 | API フルアクセス SSO・監査ログ 履歴データ無制限 | 大規模代理店 大規模チーム | API 無制限と Letaido で幅広い自動化が可能 |
※ 表示価格は税抜・月払い。年払い選択で最大 17% 割引。日本円換算は為替レートにより変動します。
個人事業主や小規模事業者の方が Ahrefs を導入する際は、まず無料版ツールで自社サイトの現状を把握し、本格的な競合調査や AEO 対策の必要性に応じてスタータープランやライトプランへ移行するのが最適な選択肢です。この段階的なアプローチにより、初期コストを最小限に抑えつつ、事業の成長フェーズに合わせた最適な料金パターンで Ahrefs の使い方を習得できます。まずは現在の目的に合致する最適なツールからチェックしていきましょう。
まずはコストをかけずに Ahrefs のメリットを体感したい方や、自社サイトの基本的な状態を確認したい方向けの活用法です。
「競合サイトの流入キーワードを分析したい」「上位表示を狙ってコンテンツ制作を本格化させたい」という段階に入ったら、有料プランへの移行がおすすめです。
「まずは今のプランのまま、AI 検索での自社ブランドの露出状況だけを集中的に追いかけてみたい」という場合は、ブランドレーダーを単体で追加購入(アドオン導入)するのも賢い選択です。実際の効果や使い勝手を確かめながら、柔軟に運用を拡張できます。
また、月間追跡数を超過した場合に特定のプロンプトだけを追加追跡したい場合は、カスタムプロンプトオプションを導入するのもおすすめです。
ブランドレーダーアドオン料金表
全ての AI 検索チャンネル | プラットフォーム選択 | |
|---|---|---|
月額料金[円] | 107,800 | 30,600 |
プラットフォーム | 7 プラットフォーム
| 個別に選択
|
検索需要 | 〇(ライトプラン以上) | 〇(ライトプラン以上) |
ウェブの可視性 | 〇(スタンダードプラン以上) | 〇(スタンダードプラン以上) |
カスタムプロンプトオプション料金表
プラン(月額料金) | 追加可能プロンプト数 | チェック数 (1 か月あたり) | 1 チェックあたりの超過料金 |
|---|---|---|---|
ベーシック (7,700 円) | 83 / 日 | 2,500 | 3.0800 円 |
グロース (15,200 円) | 233 / 日 | 7,000 | 2.3100 円 |
スケール (38,500 円) | 833 / 日 | 25,000 | 1.5400 円 |
中小企業や専任担当者のいる小規模チームがオーガニック流入の拡大やコンテンツマーケティングを本格化する際は、高度な競合分析と AI 可視性分析を兼ね備えたスタンダードプランが最適な選択肢です。ライトプランの全機能に加え、サイトエクスプローラー等の分析上限が拡張されることで、精度の高い競合分析が可能になります。さらに AIO 対策(AI 検索最適化)の核となるブランドレーダーや SERP 比較もフル活用できるため、最新の Ahrefs の使い方を網羅して成果を最大化したいチームに不可欠なプランです。
スタンダードプランへアップグレードすることで実現できる、具体的な 3 つの活用シーンをご紹介します。
キーワードエクスプローラーの SERP 比較機能を活用することで、AI による概要(AI Overviews)の登場による検索結果の変化を可視化できます。自社が狙う重要キーワードにおいて、AI による概要の表示前後で検索結果の視認性やユーザーの検索意図(インテント)がどう変化したかを分析し、追うべきキーワードの優先順位を的確に見極められます。
スタンダードプランからは、コンテンツエクスプローラーの全機能やキーワードギャップ分析が解放されます。Web 上で実際に評価されている話題のコンテンツや競合の抜け漏れ(ギャップ)を特定することで、どのようなテーマで記事を作るべきかの優先順位付けや、競合と差別化するためのコンテンツ戦略がスムーズに立案できるようになります。
ブランドレーダーの「AI の応答レポート」では、ChatGPT や主要 AI プラットフォームでの引用状況を詳細に分析できます。さらに、スタンダードプランから利用できる「ウェブの可視性レポート」を使えば、Web 上で自社や競合のブランド名がどれくらい言及されているかを追跡可能です。言及されているサイトを分析することで、ユーザー満足度と AI 可視性の両方を高める施策へ繋げられます。
社内のマーケティング部門や中〜大規模企業で Ahrefs を導入する際は、豊富なデータ量と高い拡張性を備えたアドバンスドプランが最適な選択肢です。最大 50 件のプロジェクト登録をはじめ、ランクトラッカーでの最大 5,000 キーワード追跡、ブランドレーダーでの最大 20 プロンプト追跡に対応。 5 年分の履歴データ分析により、直近の変動だけでなく季節性や過去施策の影響も含めた正確な評価が可能です。まさに組織的な分析基盤を整え、チーム全体の生産性を飛躍的に高めたい企業に不可欠なプランといえます。
アドバンスドプランを導入することで実現する、組織運用と業務自動化の具体的なメリットをご紹介します。
アドバンスドプランでは最大 10 名のユーザー追加(1 人あたり月額 12,320 円)に対応し、チーム全体でスムーズにデータを共有できます。Google のデータポータル(旧 Looker Studio)との統合により、SEO や AEO の分析結果をダッシュボード化して社内へ自動共有することが可能です。豊富なキーワード・プロンプトの追跡枠を活用すれば、毎月のデータ集計作業も大幅に自動化できます。
潤沢なクレジット枠を活かし、複数メンバーでの並行運用や高度なツール連携が可能です。Ahrefs MCP を Claude や ChatGPT などの AI ツールと接続することで、競合分析やキーワードギャップ調査を対話形式で高速化できます。さらに Letaido(レタイド/旧 Agent A)のアドオンを組み合わせれば、外部 AI ツール連携と Ahrefs 内部の自動化アプリ構築を両立した「二層の自動化ワークフロー」が実現し、分析からレポート生成までの業務効率が飛躍的に高まります。
各プランで利用できる機能や自動化対応の範囲はこちらを参考にしてください。
※ 表示価格は税抜・月払い。年払い選択で最大 17% 割引。日本円換算は為替レートにより変動します。
SEO 代理店や複数のクライアントを抱えるコンサルティング会社には、高度なクライアント管理と自動化に対応するアドバンスドプランまたはエンタープライズプランが最適な選択肢です。アドバンスドプランでの複数ワークスペース活用に加え、最上位のエンタープライズプランでは無制限の履歴データと上限なしの API アクセスが付与されます。クライアントごとのデータ取得や分析、定例レポート作成業務を大幅に効率化したい組織にぴったりなプランです。
チーム規模が大きい場合は、毎月どれだけのサイトを横断分析するかによって、プランを決定するのがおすすめです。
クライアント数や分析データの規模に合わせて選べる、2 つの主要プランの活用法をご紹介します。
社内の独自ダッシュボードやレポートツールへ Ahrefs のデータを直接統合したい場合や、API アクセスを制限なくフル活用したい場合は、エンタープライズプランが非常に便利です。さらに Letaido(レタイド)アドオンを組み合わせれば、クライアントごとに最適化された被リンクレポートや SEO ダッシュボードアプリを自作し、データの自動抽出からレポート送付までを全自動化する最先端の運用が実現します。
AEO(回答エンジン最適化)や AI 検索対策(AIO 対策)を推進する際は、Web 上や AI プラットフォームでのブランド可視性を高精度に評価できるツールが含まれるプラン選びが最も効果的です。AEO 対策の核となるブランドレーダーや Letaido(レタイド)、MCP サーバー、API の利用範囲はプランによって大きく異なります。そのため、自社が求める分析データの規模やクレジット上限、業務の自動化ニーズに応じた最適なプランの選択が重要となります。
AI による概要(AI Overviews)や ChatGPT などの生成 AI に自社コンテンツを信頼できる情報源として認識してもらうために、目的に合わせた機能とプランの選び方をまとめました。
AEO 対策の目的 | 必要な機能 | 推奨プラン |
|---|---|---|
AI 引用・言及分析 | ブランドレーダー カスタムプロンプト | ライトプラン以上 またはブランドレーダーアドオン |
AI ツールとの連携自動化 | MCP サーバー | ライトプラン以上 |
AEO モニタリングアプリ構築 | Letaido(旧 Agent A) | 全プラン + Letaido アドオン |
大規模 AEO 分析 | 大容量クレジット | アドバンスドプラン以上 |
ここまで、各プランの特徴やおすすめの利用シーンをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。Ahrefs のプラン選びで迷ったときは、「利用目的」「チームの人数」「自動化ニーズ」、そして「これからどんな AEO 対策を行っていきたいか」という自社の目的に合わせて逆算してみるのが最も賢い選び方です。
まずは月額 4,460 円のスタータープランからスタートし、必要に応じてアドオンを追加したり上位プランへ移行したりと、事業の成長ステップに合わせて柔軟に拡張できるのも Ahrefs の大きな魅力です。
「まずは一度、Ahrefs の機能を実際に触ってみたい」という方は、会員登録不要ですぐに使える Ahrefs 無料版 SEO ツールや、自社サイトの詳細な状態を無料でチェックできる Ahrefsウェブマスターツール「Ahrefs Free」からぜひ試してみてください。
自社にぴったりのプランを見つけて、これからの AI 検索時代をリードする強いサイトを一緒に育てていきましょう!
用途・チーム規模・自動化ニーズという 3 つの軸で選ぶのが最も効果的です。 従来の SEO 基本作業のみを行うのか、それとも AEO 対策 や AI 連携による業務自動化まで行うかによって最適なプランが決定します。
MCP サーバーは外部 AI 連携の仕組みであり、Letaido は Ahrefs 内の自動化 AI ワークスペースです。MCP は Claude 等からデータを呼び出す接続機能で、Letaido は独自アプリの構築・自動化を行うツールです。Letaido では Ahrefs の高精度なデータをそのまま活用でき、APIでは取得できないデータも取得可能です。
はい、Ahrefs アカウントを連携する場合はスターター以上の全有料プランでご利用いただけます。主契約のプランに関わらず、月額 99 ドルの有料アドオンとして追加契約することで手軽に運用を開始できます。具体的な登録手順は、別記事の「5. 初期設定方法」をご覧ください。
はい、いつでも上位プランへのアップグレードや変更が可能です。 ただし年間契約中のダウングレードには一定の制限があり、一度ライトプラン以上に加入したアカウントをスタータープランへ変更することはできません。
はい、アドオンとして単体での追加購入が可能です。 特定の AI プラットフォームのみを計測するプランから、カスタムプロンプトの可視性を詳細追跡できるプランまで、目的に応じて柔軟に選択していただけます。
ツールでデータを閲覧・取得するごとに一定のクレジットが消費されます。 ただしスタンダードプラン以上はクレジット無制限で利用できるため、日常的な分析業務で利用上限を気にする必要がありません。
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Ahrefs|プロダクトマーケター 国外企業での日本市場向けマーケティングに 5 年以上携わり、現在は Ahrefs でプロダクトマーケティングを担当。日本のユーザーコミュニティを盛り上げつつ、Ahrefsと市場をつなぐ役割を担っている。