Grok レスポンスの監視、API 制限の大幅増加、その他|2026 年 4 月最新機能

中納 麻緒
Ahrefs|プロダクトマーケター 国外企業での日本市場向けマーケティングに 5 年以上携わり、現在は Ahrefs でプロダクトマーケティングを担当。日本のユーザーコミュニティを盛り上げつつ、Ahrefsと市場をつなぐ役割を担っている。


Ahrefs の月次プロダクトアップデートへようこそ。今月は 17 件のアップデートをご紹介します。

ブランドレーダーでは Grok の応答監視に対応し、AI プラットフォームのカバレッジがさらに拡大しました。Ahrefs API では各プランの利用上限が大幅に引き上げられ、Ahrefs MCP は Chat­G­PT の公式アプリディレクトリにも登場するなど、AI 時代に向けた改善が盛りだくさんです。

では見ていきましょう。

Grok レスポンスの監視に対応

ブランドレーダーで Grok の応答も監視できるようになりました。Ahrefs プロンプトとカスタムプロンプトの両方に対応しており、「すべての AI 検索チャンネル」プランに含まれるほか、追加アドオンとしても利用できます。

これにより、ChatGPT、Gemini、Perplexity、Claude などに加えて、Grok 上での自社ブランドや競合の言及状況も追跡可能になり、AI プラットフォームを横断したブランド可視性のモニタリングが完結します。

引用ページレポートに平均掲載順位と新しい列を追加

引用ページレポートに、ページが引用された際の平均掲載順位を示す新しい指標が追加されました。さらに、テーブルには「表示された AI 回答の数」「引用回数」など、引用元と表示先を切り分ける 3 つの列が新たに加わっています。

これにより、どの AI モデルがどのページをどの順位で引用しているかをより詳細に把握でき、AI 検索における自社コンテンツのパフォーマンス分析がさらに深く行えます。

AI 応答プロンプト詳細パネルのデザイン刷新

ブランドレーダーの AI 応答機能において、プロンプト詳細パネルのデザインがアップグレードされました。新しいレイアウトでは、引用されたページと、AI に発見されたものの引用されなかった URL の両方を、一目で確認できます。

これにより、引用されたコンテンツと「あと一歩で引用されなかった」コンテンツを比較分析でき、AI 検索での露出を最適化するための具体的なヒントを得やすくなります。

Look­er コネクター

ブランドレーダー向けの新しい Look­er コネクターが提供開始されました。AI メンション、インプレッション、シェア・オブ・ボイス(SoV)の履歴チャートに加え、各分布のデータも Look­er から直接取得できます。

これにより、BI ツール上で他のマーケティングデータとあわせてブランドレーダーの指標を可視化でき、AI 検索可視性まで含めた統合ダッシュボードの構築がより簡単になります。

API 制限の大幅引き上げ

ライト、スタンダード、アドバンスドの各プランで、Ahrefs API の利用上限が大幅に引き上げられました。AI 時代におけるマーケティング活用の拡大を見据え、より多くのデータを API 経由で利用できるよう開放されています。

これにより、これまで上位プランでないと難しかった大規模なデータ取得や自動分析ワークフローも、より幅広いプランで実現可能になりました。

Ahrefs MCP にインタラクティブウィジェットを追加

Ahrefs MCP に、インタラクティブなウィジェットが新しく追加されました。Claude や Chat­G­PT との対話の中で、スコアカード、時系列チャート、テーブルレポートが直接レンダリングされます。

これにより、テキスト出力だけでは把握しにくかった指標やトレンドが視覚的に確認でき、AI チャット内での SEO・マーケティング分析がより直感的になります。

ブランドレーダー API がブランド名のバリエーションとウェブサイトに対応

ブランドレーダーの API エンドポイントが、ブランド名のバリエーションやウェブサイトといった、より複雑な入力に対応しました。標準の Ahrefs UI と同じインプット形式を扱えるよう、新しいデータ構造も追加されています。

ブランドレーダーのカスタムレポート用エンドポイントを追加

ブランドレーダーのカスタムレポートを管理するための新しい API エンドポイントが追加されました。GETPOSTPATCH に対応するドキュメントが整備され、レポートの作成や更新をプログラマティックに行えます。

これにより、複数クライアントのブランドレーダーレポートを一括でセットアップ・更新するなど、エージェンシーや大規模運用での自動化が大きく進めやすくなります。

新レポート「クロールされたページ」

サイトエクスプローラーに、新しい「クロールされたページ」レポートが追加されました。Ahrefsボットがクロールしたサイト内のすべてのページが、最新のクロール日時順に表示されます。

これにより、Ahrefs がどのページを最近クロールしたか、どのページのデータがどの時点のものかを正確に把握でき、データの鮮度を意識した分析が行えます。

オーガニックキーワード/ポジションのチャートをエクスポート可能に

サイトエクスプローラーの「オーガニックキーワード」と「オーガニックポジション」のチャートが、エクスポート可能になりました。これまではオーガニックキーワードの履歴のみエクスポートできましたが、今回からチャートデータそのものを書き出せます。

これにより、外部のレポーティングツールやスプレッドシートでチャートを再構築したり、クライアント向けレポートに最新データを直接貼り込んだりといった活用がしやすくなります。

複数キーワードの検索ボリューム履歴を表示

キーワードエクスプローラーで、複数のキーワードや保存済みのキーワードリストに対して、検索ボリュームの履歴トレンドラインを表示できるようになりました。チャートには、選択したキーワードの合計検索ボリュームが反映されます。

特定トピックやカテゴリー全体の検索需要の推移を一目で把握でき、季節性やトレンドの変化を踏まえたコンテンツ計画が立てやすくなります。

最高順位 URL の平均掲載順位指標を追加

GSC Insights のキーワードレポートに、最も高くランクインしている URL の平均掲載順位を示す新しい指標が追加されました。同一キーワードに複数のページがランクインしているサイトでも、代表 URL の順位推移を正確に把握できます。

これにより、ランディングページが切り替わった場合などに、どの URL がどの程度の順位で安定しているかを可視化でき、コンテンツ統合や内部リンクの最適化判断にも活用できます。

新しいキーワードフィルター

GSC Insights に、新しいキーワードフィルターが追加されました。フレーズマッチ・部分マッチで単一・複数のルールを組み合わせられ、複数のキーワード値を一度に入力することも可能です。

これにより、ブランドキーワードと非ブランドキーワードを切り分けた分析や、特定テーマに関連するクエリ群だけを抽出した分析など、より柔軟な絞り込みが実現します。

新レポート「サイト構成」

ウェブアナリティクスとパスアナリティクスの両方に、新しい「サイト構成」レポートが追加されました。サイトエクスプローラーや GSC Insights と同様に、サイトのディレクトリ構造に沿ったパフォーマンスを可視化します。

これにより、自社サイトのトラフィックがどのセクションに集中しているかを構造単位で把握でき、コンテンツ強化やリニューアル時にディレクトリ単位での優先順位付けがしやすくなります。

概要ページの大幅リニューアル

ソーシャルメディアマネージャーの概要ページが、大幅にリニューアルされました。これまではフォロワー数のみが表示されていましたが、新しい概要ページではソーシャル全体のスナップショットとして、複数の指標を一画面で確認できます。

これにより、各プラットフォームの状況を別々に確認する手間が減り、ソーシャルメディア全体のパフォーマンスを素早く把握できるようになります。

Ahrefs MCP が Chat­G­PT 公式アプリディレクトリに登場

Ahrefs MCP が、ChatGPT の公式アプリディレクトリで利用可能になりました。これまでも Chat­G­PT との連携自体は可能でしたが、利用には手動のセットアップが必要でした。

ディレクトリから数クリックで Ahrefs MCP を有効化でき、ChatGPT 上での Ahrefs データ活用がこれまで以上に手軽になっています。

スターター・ライトプランのクレジット上限を引き上げ

スターターとライトプランのクレジット上限が引き上げられました。スターターはユーザーあたり 100 から 200 へ、ライトは 500 から 1,000 へと、いずれも 2 倍に拡張されています。

これにより、レポート作成やデータ取得などクレジット消費を伴う操作で、より余裕を持って Ahrefs を活用できるようになりました。

以上、2026 年 4 月の機能アップデートになります!機能リクエストがある場合は、Can­ny にお寄せください。次回のアップデートでお会いしましょう。

https://ahrefs.canny.io/

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