Ahrefs(エイチレフス)の使い方完全ガイド【基本編】|他にも参考情報
Ahrefs は SEO ツール / SEO 分析 / 競合分析ツールとして、さまざまな使い方ができます。この記事ではAhrefs の使い方をツールに分けて、以下の分析向けに解説しています。※プランによって利用いただける機能が異なります。
この項目で登場する用語
被リンクとは:対象サイトのドメインやページに対し、別のサイトがリンクを張ったとき「バックリンク(被リンク)を得ている」状態となります。
ドメイン評価(ドメインパワー)/ URL評価:Ahrefs の独自指標です。Ahrefsは、そのドメインや URL がどれぐらい強力か(権威性があるか)を相対スコアで表示します。この相対スコアは「ドメイン評価(Domain Rating、略称:DR」や「URL評価(URL Rating、略称:UR)」という指標で呼ばれ、Ahrefsのレポート画面で表示されます。
SERP:Google検索結果ページ(Search engine result page)の略称です。
Ahrefs は、「コアツール」という表現を用いることがあります。Ahrefs の画面上部にはグローバルメニューがありますが、こちらに表示されている機能が「コアツール」となります。
Ahrefs のコアツール一覧:
この記事で解説していないコアツールは、プロジェクト登録の手順記事と、高度な使い方の解説記事でご紹介していきます。
Ahrefsでは、次のように使い分けをしています。
ここからは、サイトエクスプローラー、キーワードエクスプローラー、ブランドレーダー、競合分析、コンテンツエクスプローラー、そしてアカウント設定画面の基本的な使い方をご紹介します。
注:掲載画像はサイズ最適化のため、小さく表示される場合があります。パソコンで当記事をご覧いただいている場合は、マウス右クリック「新しいタブで画像を開く」で表示いただくと、画像が大きく表示されますのでお試しください。
クレジットとは Ahrefs で何か分析するときに消費する、ポイントのような概念です。
各プランの月額/年額には1名分のパワーユーザーが含まれており、プランに応じて、そのパワーユーザーが毎月保有しているクレジットの数が異なります。次回使用開始日までにクレジットを使い切った場合、次回使用開始日にクレジットの利用上限がリセットされるまで待つか、クレジットを追加購入するか、選ぶことができます。
注:クレジットは従量課金制が有効になっている場合、上限を超えて分析した時に自動購入となります。従量課金制による自動購入が有効か無効か、Ahrefs にログイン>アカウント設定「上限&使用状況」ページで必ずご確認ください。
この項目では Ahrefs のコアツール「サイトエクスプローラー」について、基本の使い方を説明します。サイトエクスプローラーでできることは、主に以下の通りです。
サイトエクスプローラーは、以下の手順で分析レポートを表示します:
虫眼鏡ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されます。この画面を「概要」レポートと呼びます。
サイトエクスプローラーでできることについて、基本的な使い方に絞ってご紹介します。
「被リンク」レポートに移動すると、次の画面が表示されます。
※ドメイン評価とURL評価を深堀りするレポートはありません。複数のドメインやURLのDR/URをまとめて分析したい場合は、グローバルメニューから「More>バッチ分析」をご利用ください。
概要レポートを下にスクロールすると、グラフで推移を確認できます。
「オーガニックキーワード」レポートに移動すると次の画面が表示されます。
次のポイントを理解して、推定オーガニック検索流入の指標を扱ってください:
「有料キーワード」レポートは、以下のように表示されます。
「有料ページ」レポートは、以下のように表示されます。
有料検索広告に関するデータは、Ahrefs のクロールボットが広告を発見できた場合のみデータベースに含まれます。実際の検索者が閲覧している有料検索広告すべてを収集するものではありません。
また、収集地域の表示は国単位となります。都道府県別など、地域単位での有料検索広告データを表示することはできません。
Ahrefs のクロールボットは PC /モバイル/タブレットの区別なく広告データを収集します。デバイス別で有料検索広告のデータを出すことはできません。
自社と競合を直接比較したい場合は、「競合分析(Competitive Analysis)」というコアツールで、自社サイトと競合サイトを入力し、キーワードと被リンクを比較することもできます。
詳しくは、当記事の後半にある「競合分析(Competitive analysis)の使い方」をご覧ください。
この項目で登場する用語
GSC:Googleサーチコンソール(Google Search Console)の略称です。
ロケーション:国・地域という意味です。AhrefsではCountry(国)ではなく、Loacation(地域)と表現します。日本エリア・日本語のSEOデータ取得/競合分析を行う場合、各コアツールの入力画面で、ロケーションが「Japan(日本)」であること、言語が「Japanese(日本語)」であることを確認してください。※ロケーションや言語が日本以外に設定されていると、目的とするロケーション、言語のデータが得られない場合があります。
ペイドサーチ:Paid Search(有料検索)です。
キーワードエクスプローラーでできることは、主に以下の通りです。
サイトエクスプローラーと同じように、「概要」レポートが表示されます。
複数のキーワードを同時に分析した場合は、このようにまとめて表示されます。
この項目では、キーワードエクスプローラーでできることについて、基本の使い方をご紹介します。
この使い方は、1キーワードのみ分析するときに適しています:
「フレーズ一致」レポートは、このように表示されます。
フレーズ一致とは、最初に入れたキーワードを含むキーワード候補を意味します。
フレーズ一致の例:「Ahrefs」のみをキーワードにエクスプローラーに入力した時
このように、前後どちらかの順序で「Ahrefs」を含むキーワード候補を出すレポートを、「フレーズ一致」レポートと呼んでいます。
「関連用語」レポートは、このように表示されます。
「検索候補(サジェスト)」レポートは、このように表示されます。
この使い方は、1キーワード毎に行う必要があります。複数キーワードでまとめてSERP比較をすることはできません。
比較したい期間を指定すると、次のようにSERPの推移を確認できます。
訂正:この使い方は、1キーワードごとの実行だけでなく、複数キーワードの分析でも実行いただけます。複数キーワードの場合、各分析結果の「SERP」ボタンをクリックし、それぞれ以下の手順を実行ください。
AIによる検索意図の特定は、日本語に対応しています。
この項目で登場する Ahrefs の独自用語・SEO 用語
カンマ(,)区切り:入力したデータを区切るためのルールです。たとえば、「Ahrefs」「エイチレフス」「えいちれふす」の3語を、それぞれ独立したキーワードとして分析させたい場合は、「Ahrefs,エイチレフス,えいちれふす」と入力することで、計3キーワードと認識されます。
サジェスト検索:Google検索などの検索エンジンで、何かを入力したときに追加で自動表示されるキーワードを指します。たとえば、Google検索の入力欄に「グ」と1文字だけ入れた時点で、「グーグル」や「グーグル検索」と自動表示されるものが、サジェスト検索と呼ばれます。
検索ボリューム:そのキーワードが、毎月何回検索されているかを表す指標です。実際の検索ボリュームはGoogle等各検索エンジンしか把握できない情報ですが、Ahrefsは第三者のツールとして、検索ボリュームの推定値を算出します。
検索意図:英語ではSearch Intentと呼びます。そのキーワードで検索したときに表示されるSERPが、どのような意図で表示されているかを把握することを指します。
たとえば、何かをECサイトで購入したいことを表すキーワード(例:USBメモリ 通販)の場合、そのSERPはECサイトの商品ページが大半を占めますが、何かを購入するのではなく「使い方」や「手順」を知りたいキーワードの場合(例:Ahrefs 使い方)、この記事のように「xxの使い方」記事がSERPの上位を占めることになります。
ブランドレーダーは、AI 時代における、自社のオンラインプレゼンスを可視化できるコアツールになっております。AI による概要、AI モード、ChatGPT、Copilot、Gemini、Perplexity もの生成 AI からみられる自社ブランドがどこで引用・言及されているのか追跡できます。2億6千4百ものプロンプトにもする大規模なデータベースからブランド名が言及されている
ご注意:ブランドレーダーは月々 ¥ 30,600 からのアドオンになります。
Ahrefs のデータではなく、独自のプロンプトで追跡したい場合
※ブランドレーダーに登録せずに、カスタムプロンプトの個別プランもご利用可能です。
競合分析(Competitive analysis)は、自社サイトと競合サイトを比較することに特化したコアツールです。次のような目的に適しています:
この項目では、競合分析でできることについて、基本の使い方をご紹介します。
「コンテンツギャップ」レポートのデータをエクスポートすることもできます。これにより、競合サイトはすでに上位表示できているけれども、自社サイトではまだ狙っていないキーワードを確認できます。
狙っていないキーワードをリストアップした後、それらをキーワードエクスプローラーで分析し詳細を確認することも検討してください。
「関連性」タブを開くと、次のように別のレポートが表示されます。
この項目で登場する Ahrefs の独自用語・SEO 用語
コンテンツギャップ:自社と競合で、どのキーワードでのランクインが足りていないかを比較分析するためのレポートです。このレポートは以前サイトエクスプローラーに、「コンテンツギャップ(Content Gap)」として組み込まれていました。現在は「競合分析」のレポートとなっています。
リンク交差:自社と競合で、どこからの被リンクが足りていないかを比較分析するためのレポートです。このレポートは以前サイトエクスプローラーに、「リンク交差(Link Intersect)」として組み込まれていました。現在は「競合分析」のレポートとなっています。
コンテンツエクスプローラーは、Ahrefsのデータベースにインデックスされた世界中のWebページから、入力したキーワードを含むページを探すコアツールです。検索エンジンに近い挙動をしますが、検索結果に著者データが付いている、新記事と再公開記事の割合を確認できるなど、独自の特徴を持ちます。
コンテンツエクスプローラーでできること:
ご注意:コンテンツエクスプローラーは、ライトプランは利用できません。スタンダード、アドバンスド、エンタープライズプランにてご利用いただけます。
この項目では、コンテンツエクスプローラーの簡単な使い方をご紹介します。
たとえば、次のような目的があるときに適した使い方です。
手順:
少し特殊な設定が必要です。
著者:Authorのことです。Ahrefsは、そのページに著者を示す情報がある場合、それらも収集します。合わせて、著者のXアカウントも収集します。
Ahrefs のアカウント設定画面は、グローバルメニューの右上からアクセスできます。この項目では、Ahrefs のライト~エンタープライズの全プランで共通するアカウント設定画面のみをご紹介します。
「アカウント設定」をクリックすると、最初に「自分のアカウント」画面に移動します。
アカウント設定画面の左サイドバーから、以下のように設定画面を切り替えることができます。
メンバー追加と、ユーザーごとのクレジット上限を設定するには、以下の記事もご確認ください。
「上限 & 使用状況」ページは、Ahrefsの追加課金を設定するために重要なページです。Ahrefsを申し込んだ直後や、ユーザー追加をされるとき、何らかの追加購入をされる時に必ずご確認ください。
https://app.ahrefs.com/account/limits-and-usage/web で直接このページに移動することもできます。
現在のお支払い状況を確認するとき、過去の請求履歴を確認するとき、決済方法を変更するときは、「支払い」画面に移動し、ご確認ください。
https://app.ahrefs.com/account/billing/subscriptions から、直接このページに移動することもできます。
「支払い」画面の「請求書」タブをクリックすると、これまでに請求された履歴を確認できます。また、pdf請求書の再発行も可能です。※紙の請求書は発行・送付されません。
2025/1/7訂正:Ahrefsの請求書には、12/1引き落としの費用から、消費税が含まれるようになりました。合わせて、インボイス番号(T13ケタで始まる番号)も発行されます。Ahrefsのプランやアドオンの消費税については、Ahrefs公式ヘルプセンターの記事をご覧ください。
この記事でご紹介している内容は、Ahrefsを導入(サブスクリプション)したときに、Ahrefsを活用するために知っておきたい基本の使い方です。
コアツール、レポート、フィルタを組み合わせてデータを取得すれば、より高度なSEO分析や戦略策定に活用することもできます。
当Ahrefs紹介サイトのブログで公開している、応用の使い方や高度な使い方の記事をまとめていく予定ですので、合わせてご覧いただければ幸いです。
Ahrefs は SEO 分析から AI 検索対策まで対応した総合マーケティングツールであり、個人、チーム、企業にパフォーマンス主導型の SEO を提供します。
Ahrefs ウェブマスターツール(AWT)から無料で申し込めます。サイトエクスプローラーを使用して被リンクやオーガニックトラフィックなどの SEO 指標を表示、サイト監査を使用してウェブサイトの技術的な問題を確認する機能を利用することができます。
当社の検索エンジンである yep.com は、YepBot と呼ばれる別のクローラーを使用してインデックスを維持しています。
ライトプラン - ¥19,900、スタンダードプラン - ¥38,400、アドバンスドプラン - ¥68,900(月額)となっております。年間払いにすると、最大17%を節約することができます。Ahrefs 各種料金プランの詳細はこちらから確認ください。

Ahrefs|プロダクトマーケター 国外企業での日本市場向けマーケティングに 5 年以上携わり、現在は Ahrefs でプロダクトマーケティングを担当。日本のユーザーコミュニティを盛り上げつつ、Ahrefsと市場をつなぐ役割を担っている。