同社は、イケア(IKEA)・トルコのウェブサイトのオーガニックトラフィックを、以前の 2.15 倍まで増やすことに成功しました。Google Search Console(グーグル サーチ コンソール)の示す以下の数値を見れば、その成長ぶりが一目で分かります。
このデータに加えて、イケア・トルコのオーガニック検索増加は Ahrefs の上位ページレポートでも確認できました。同社のウェブサイトが非ブランドオーガニックキーワードで多くのトラフィックを獲得し始めたことが分かります。
2022 年 7 月 1 日から 2023 年 9 月 30 日までの間に非ブランドトラフィックが増加した同社サイト内のページリスト

アイブケ・イェルリカヤ, グロースディレクター, GroupM トルコ

イルケル・アクン, SEO シニアエグゼクティブ, GroupM トルコ
GroupM 社とは?
GroupM 社は、主要な顧客の 1 社であるイケア・トルコの SEO 戦略刷新を依頼されました。これは簡単な任務ではありませんでした。新サイトにウェブページ 5 万件を移動させる必要があり、それまでのブランド重視の SEO 戦略を続行すれば、技術的なエラーだらけでパフォーマンスの低いサイトができあがってしまうリスクがあったからです。
Ahrefs のサイト監査ツールは、クライアントウェブサイトの 1 年間におよぶ移行をできるだけスムーズに進めるための重要な鍵となりました。定期的にサイト監査を実施することで、サイトの検索順位アップの阻害要因となる技術的な問題を特定し、修正することができたからです。例えば、以下のような問題です。
Ahrefs の利用により、GroupM 社は最終的にウェブサイトのサイト監査ヘルススコアを 51 から 97 まで改善することができました。
イケア・トルコのウェブサイトのオーガニックトラフィックのほとんどは、ブランド関連単語のキーワードによる検索からの流入でした。
そこで GroupM 社は競合分析とキーワードエクスプローラーを活用し、Ahrefs の 120 億におよぶキーワードデータベースから、家具と生活雑貨のニッチ市場に関連した、検索需要の高いトルコ語のキーワードを多数抽出しました。そして、これらのキーワードをもとに非ブランド検索に対応した新形式コンテンツを制作し、新ウェブサイトに追加しました。「キッチンキャビネット」や「本棚」といったシンプルな検索クエリから、「ガーデンテーブル・チェア」や「寝室家具セット」といった比較的複雑なものまで、多岐にわたるクエリに対応したコンテンツを掲載しました。
これらの新トピックを扱ったウェブページ制作により、わずか 9 か月弱で非ブランドオーガニックトラフィックがそれまでの 2.15 倍に増加しました。
GroupM 社は、イケア・トルコのウェブサイトを構成するページカテゴリを 1,000 以上に拡大し、それぞれに対応したコンテンツページを作成しました。これにより、イケア・トルコがブランド検索以外の検索パフォーマンスでも安定して成長していくための、強力な基礎を築くことができました。また、同社は Google サービスとのデータ接続を可能にする Looker Studio 専用コネクタを合わせて利用することで、各ウェブサイトカテゴリにおける SEO 対策の進捗状況を報告するためのカスタムレポートも作成することができました。
皆さんも Ahrefs に利用登録して、GroupM 社の複雑なウェブサイト移転プロジェクトのような難題に立ち向かえるツールを手に入れませんか?最後に、この記事でご紹介した Ahrefs 提供ツールは以下のとおりです。

Ahrefs|プロダクトマーケター 国外企業での日本市場向けマーケティングに 5 年以上携わり、現在は Ahrefs でプロダクトマーケティングを担当。日本のユーザーコミュニティを盛り上げつつ、Ahrefsと市場をつなぐ役割を担っている。