Ahrefs の月次プロダクトアップデートへようこそ。今月は 13 件のアップデートをご紹介します。
今月はブランドレーダーではAI 支援によるレポート作成が加わり、カスタムプロンプトが有料プランに追加されるなど、サイト監査の常時監査がライトプランにも解放されるなど、幅広い改善が盛りだくさんです。
では見ていきましょう。
GSC Insights 向けに 12 のエンドポイントを追加
GSC Insights レポートのデータをカバーする 12 の新しいエンドポイントが Ahrefs API に追加されました。キーワード別のパフォーマンス、ページ別のクリック数、デバイス別の表示回数など、Google Search Console のデータを API 経由でプログラマティックに取得できます。
これにより、自社のダッシュボードや BI ツールに GSC データを直接統合したり、大量のデータを自動で分析するワークフローを構築できます。

引用ページにウォッチリストタブを追加
引用ページレポートに、新しくウォッチリストタブが追加されました。重要なページを登録しておくことで、AI による引用状況の変化を継続的に追跡できます。
たとえば、自社のランディングページや主要なブログ記事がどの AI プラットフォームでどのくらい引用されているかを定点観測でき、AI 検索時代におけるコンテンツの影響力を把握するのに最適です。

AI 支援によるレポート作成
ブランドレーダーで新しいレポートを作成する際に、AI が関連する競合を自動的にサジェストし、レポートに含める機能が追加されました。手動で競合を一つひとつ追加する手間が大幅に削減され、数クリックでレポートのセットアップが完了します。

特に新規プロジェクトの立ち上げ時や、新しい市場の分析を開始する際に便利です。AI が提案する競合リストをベースに調整するだけで、すぐに分析を開始できます。
カスタムプロンプトの対象プラン拡大
これまで上位プランに限定されていたカスタムプロンプトチェック機能が、ライト、スタンダード、アドバンスド プランでも利用可能になりました。独自のプロンプトを設定して AI の応答を監視できるため、特定の質問に対して自社ブランドがどのように言及されているかを確認できます。
たとえば「おすすめの SEO ツールは?」といったプロンプトを登録しておけば、AI が自社をどのように評価・紹介しているかの変化を定期的にチェックできます。
プロンプト設定でのタグ管理
トラッキングプロンプトの設定ページで、タグの割り当てとフィルタリングが可能になりました。プロンプト数が増えてくると管理が煩雑になりがちですが、カテゴリー別や目的別にタグを付けることで、効率的に整理・検索できます。
さらに、タグでフィルタリングすれば、特定のカテゴリーのプロンプト結果だけをまとめて確認することも可能です。

新レポート「オーガニックポジション」
各キーワードに対してランクインしているすべての URL を一覧表示する、新しい「オーガニックポジション」レポートが追加されました。従来のオーガニックキーワードレポートではキーワード単位の順位しか確認できませんでしたが、このレポートでは同一キーワードに対して複数のページがランクインしているケースを一目で把握できます。
これにより、キーワードカニバリゼーション(複数ページが同じキーワードで競合し、互いの順位を下げ合う現象)の発見が格段に容易になります。該当するページを特定したら、コンテンツの統合やリダイレクトの設定など、具体的な対策をすぐに講じることができます。
有料トラフィックの検出精度が向上
広告内の URL をより正確に処理できるようになり、有料トラフィックの検出範囲が大幅に拡大しました。これまで検出されなかった広告フォーマットや URL パラメータにも対応し、競合サイトの広告戦略をより正確に把握できます。
ブランド/非ブランドチャートに総検索ボリュームを追加
ブランドキーワードと非ブランドキーワードの履歴チャートに、総検索ボリュームの指標が追加されました。これまではトラフィックの内訳のみ表示されていましたが、市場全体の検索需要と照らし合わせてブランド認知度の推移を分析できるようになりました。

たとえば、ブランドキーワードのトラフィックが増加している場合、それが市場全体の成長によるものなのか、実際にブランド認知が高まっているのかを判断する材料になります。
ドキュメントリストに単語数とスコアを表示
ドキュメントリスト画面で、エディタを開かずに各ドキュメントの単語数とコンテンツスコアを確認できるようになりました。複数の記事を同時に管理している場合、一覧画面でそれぞれの進捗状況やクオリティを一目で把握できます。

これにより、どの記事が完成に近いか、どの記事にさらなる改善が必要かをすばやく判断でき、コンテンツ制作のワークフローがよりスムーズになります。
ライトプラン向けに常時監査を解除
これまで上位プランに限定されていた常時監査機能が、ライトプランのユーザーにも開放されました。常時監査では、定期クロールではなく継続的にサイトを監視するため、技術的な問題が発生した際にリアルタイムで検出・通知されます。
Google の 2MB クロール制限に関する新しい検出機能
Google が導入した 2MB のクロールサイズ制限に関する新しい問題タイプが、サイト監査に追加されました。HTML ファイルサイズが 2MB を超えるページは、Google のクローラーによって完全にレンダリングされない可能性があり、インデックスに悪影響を及ぼします。

サイト監査がこれらのページを自動的に検出して通知するため、該当するページのコード最適化やコンテンツの分割など、事前に対策を講じることができます。
ライトプランの制限を引き上げ
レポートビルダーにおけるライトプランの上限が大幅に引き上げられました。作成可能なレポート数やウィジェット数の制限が緩和され、より多くのレポートを自由に作成できるようになっています。
以上、2026 年 3 月の機能アップデートになります!機能リクエストがある場合は、Canny にお寄せください。次回のアップデートでお会いしましょう。

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