今月のハイライトは、AI 検索での存在感を最適化できる新しいツールが登場、ユーザーの傾向を可視化できるウェブアナリティクスなど、多彩なアップデートです。
それでは、詳しく見ていきましょう。
ブランドレーダーは、AI 検索におけるブランドの存在感を追跡・最適化するうえで今注目すべきの必須機能です。
自社を分析するときも、競合を監視するときも、大規模言語モデル上(LLM)でどこでどう言及されているかを正確に確認できます。
たとえば、自社ブランドが Nike だとしましょう。「Suggest more」をクリックするだけで競合ブランドのリストを素早く生成できます。検索をかけると Nike がそれらの競合と比べてどれだけ言及されているかを簡単に確認できます。「Competitive Share」ボタンをクリックすれば、指定した競合間での言及シェアの割合がグラフで可視化され、全体の中での自社の立ち位置が一目でわかります。

競合が取り上げられていて、自社ブランドが取り上げられていない箇所を検索するときには以下のフィルターを追加するだけで確認ができます。
- 「Contains」1 つ以上の競合ブランド名を入力
- 「Does not contain」自社のブランド名を入力
これらの検索クエリや AI による出典表示が確認できます。

※ベータ版の期間中、「Brand Radar」はすべての有料プランでご利用いただけます。今後も機能拡張を続けていく予定なので、最新情報にご注目ください。
指標を個別にチャートで確認
ユーザーの傾向がもっと手軽に確認ができるようになりました!
各ウィジェットの下部にある「さらに表示」をクリックすると、トップ 5 のユーザー推移に基づいたグラフが表示されます。
以下の指標から選択し、データが表示されます。
- ユニークビジター
- 表示回数
- 直帰率
- ページ滞在時間

気になるアイテムを最大 100 件まで選べれて、トレンドのチェックやパフォーマンス比較がもっと簡単になりました。
トップ 10 に含まれる有料キーワードとオーガニックポジション
サイトエクスプローラーの「概要」からタブ内にある「一般」と「有料検索」では、ターゲットがオーガニック検索ですでに上位 10 位にランクインしている有料キーワードを確認できるようになりました。
これを活用することで、PPC(有料広告)と SEO の戦略を効率よく連携させることができます。すでにオーガニックで強い表示があるキーワードへの入札を避けることで、広告予算を本当に効果のあるキーワードに集中できます。

常に比較モードへ
サイトエクスプローラーで 「SERP」概要を開くと、レポートで設定している比較モードが自動的に反映されるようになりました。これまでは常に比較なしの状態で開かれていました。
余計なクリックの必要なく、スムーズな分析ができるようになりました!

検索フィルターを保存
検索フィルターが「プリセット」機能により、よく使うフィルターを設定・保存し、すぐに呼び出せるようになりました。お気に入りに設置するには ☆ をクリックをします。
また、プリセットはユーザーごとに保存され、ワークスペース内で共有されることはありません。ユーザー専用の設定として、自由に管理できます。

GSC レポートにスパークラインが導入
GSC キーワードと GSC レポートにスパークラインが追加され、キーワードやページごとのクリック数や IMP 数のトレンドをひと目で確認できるようになりました。
GSC 上で見づらかった情報も、より直感的に把握できます。

「タグ」フィルター機能がさらに柔軟に
ランクトラッカーレポートの「タグ」フィルターで、複数のルールを作成して、さまざまな条件の設定ができるようになりました。これにより、データのセグメント化やパフォーマンスの追跡がこれまで以上に簡単かつ正確に行えます。

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