LLM インデックスの追加から、ウェブアナリティクスのファネル指標まで、盛りだくさんの内容です。
それでは見ていきましょう。
Gemini と Microsoft Copilot インデックスの追加
新しい LLMO インデックスが追加されました:
- Microsoft Copilot に 7 月からは 1,200 万ものプロンプト
- Gemini は AI Overview と AI Mode からのリンクを追跡

ChatGPT と Perplexity のインデックスを更新
データ品質を改善し、ChatGPT と Perplexity のインデックスを 10 倍多いプロンプトで拡張しました。これには「他の人はこちらも質問」からのロングテールクエリが含まれています。
現在、ほとんどの ChatGPT 結果には引用も含まれており、自社ブランドがいつどのように参照されているかを確認しやすくなっています。
これにより、ブランドレーダーは、現在 5 つの大規模プロンプトインデックス(それぞれ 1,000 万〜1 億以上のプロンプト)で動作しており、他のほとんどのツールのように数百程度ではありません。
費用の更新
- 個別の AI インデックスは現在月額 3 万 600 円
- すでに契約している場合は従来の価格でご利用可能
- 全てのインデックスをご利用されたいユーザーは、月額 10 万 7,800 円
サブトピックのハイライト
AI アシスタント・LLMO に取り上げられる可能性の高いコンテンツを書くことが、これまで以上に簡単になりました。
任意のドキュメントでサブトピック「ハイライト」をオンにするだけで、AI アシスタントが選択されているトピックを元に、コンテンツがどの程度カバーしているかを確認できます。文章に改善が必要な部分は色分けで示されています。

ブランドキットにサンプル記事を送付
ブランドキットを作成する際に、サンプル記事を添付してより正確な執筆ルールを生成できるようになりました。これにより、AI がすべてのドラフトで一貫して自社の正確なトーン、声、スタイルに合うように訓練されます。

AI 引用指標
サイトエクスプローラーの概要ページの上部に新しい LLMO 引用指標が追加されました。
- 引用:自社サイトのリンクが含まれている AI クエリの数
- ページ:引用されているユニークページ数

これらは単なる言及ではなく、AI 生成回答内にリンクが含まれている回答を表示しています。データはブランドレーダーによって取得されていますが、すべてのプランで可視化が可能です。
「トップエンティティ」の指標
次に、自社のターゲットにリンクされた「トップエンティティ」を表示する新しいチャートがあります — 組織、個人、プロダクト、作品、イベント、ロケーションなどです。このデータは、自社のオーガニックキーワードの SERP から直接取得されます。
下にスクロールすると、テーブルでタイプ別に上位 200 エンティティを探索できます。特定のエンティティを比較するには、チャートに追加するだけです。

「上位ページ」表に AI コンテンツレベルの指標が追加
上位ページのレポートに AI コンテンツレベルカラムが追加され、各ページのコンテンツがどのくらいの割合で AI 生成で書かれたのかが一目で確認できるようになっています。
このカラムには、カラーバー付きで割合が % でスコア表示されます。任意のスコアをクリックすると、AI 検出レポートを直接開くことができます。

競合他社がどのように AI を使用しているかをより明確に把握できます。
AI Overview 指標
ブランドレーダーのウィジェットが追加されました。Google AI Overview で自社のブランドが言及される頻度を示す履歴チャートになります。

タグフィルター
すべてのランクトラッカーウィジェットが、タグ、順位、SERP 機能、URL によるフィルタリングに対応し、レポートをより鋭く焦点を絞ったものにできるようになりました。

無断転載サイトを検出
自社サイトのコンテンツが、無断で他のサイトに転載されていないか疑問に思ったことありますか?ページウェジットから「クローンされたページ」に移動すれば、外部ドメインで自社のコンテンツがクローンされ利用されているのかを検出できます。

他社が自社のページを iframe または無断転載された場合、または Google 翻訳などのサービスを通じて表示された場合はこちらのリストに表示する可能性があります。

こちらの機能でグループ購入などを発見することができます。
エクスポート機能
ウェブアナリティクスの任意の個別レポートからデータをエクスポート — 調査結果を共有したり、スナップショットを保存する必要がある場合には便利です。

プリセットのフィルター機能
上位フィルターをプリセットとして保存できるようになり、毎回ゼロから再構築する必要がなくなりました。
キーワード、ページ、GSC 概要レポート全体で使用できます。

プリセットはユーザーごとに保存されます。
GSC プロジェクトをブックマークする
GSC プロジェクトメニューで、GSC にリンクされたプロジェクトが上部にグループ化されました。これにより適切なプロジェクトを見つけて選択するのがはるかに速くなります。

瞬間再クロールが適用
常時監査を利用されている場合、ワンクリックでピンポイントされた任意のページを即座に再クロールできるようになりました!これは、修正を確認したり、変更を高速でテストするのに最適です。

カスタムアラート
常時監査中のアラートをより柔軟に調整することが可能になりました。
- インデックス性の問題のみにアラートが欲しいですか?それらに関連するものをオンにするだけです。
- 製品ページが在庫切れになったら、すぐに知りたいですか?ページエクスプローラーでカスタム問題を作成し、通知をオンにしておきましょう。

ターゲット URL
各キーワードにターゲット URL を設定できるようになりました。ランクトラッカーはその順位を監視し、サイト内の他のページに順位を抜かれた場合にアラートを送信します。
これにより、カニバライゼーションの問題、つまり同じキーワードで異なるページの順位が入れ替わるケースを発見できます。

高度な SERP 機能フィルター
SERP 機能フィルターに AND ロジックを追加したため、例えば AI Overview とフィーチャードスニペットの両方を表示するキーワードを見つけることができるようになりました。

現在の SERP と過去の SERP を比較することも可能で、SERP 機能の変化を追跡するのに便利です。

こちらのフィルター機能はサイトエクスプローラー、レポートビルダーのランクトラッカーウィジェット、競合の分析ツールに適応されています。
新しいサイト監査のエンドポイント
Page Content エンドポイントでは、クロールされたページコンテンツへの完全なアクセスが可能です(生 HTML、レンダリング HTML、またはクリーンテキスト)。自動化されたコンテンツ監査や大規模な LLM 分析に最適です。

認証済みプロジェクトで利用可能、1 リクエストあたり 50 ユニット。
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