
スー・ チュアン ・オン 作成
Ahrefs の SEO & Marketing Educator
その真相を探っていきましょう。
AI による概要をトリガーした 100 万件のキーワードを抽出し、そこから AIO 内で引用されている上位 3 つのリンクを特定しました。データベース内の引用リンクは合計 190 万件です。
そして、以下の関係性を分析しました。
トップ 10 にランクインすることと、AI による概要の結果トップ 3 で引用されることのスピアマンの相関係数を計算しました。すると、その相関係数は 0.347 で、中程度の正の相関を示しました。
SERP でのランクが高いほど AI による概要で引用される可能性が高い、と言えなくもなさそうです。
しかし、これはまだ確実ではありません。
このグラフが示すように、1 位にランクインしているページでさえ、AI による概要のトップ 3 引用リンクに表示されるのは、約 50% に過ぎません。とはいえ、SERP で 1 位にランクインしていれば、順位が低い場合よりも AI による概要で引用される可能性が高いのは事実です。
ただ、その確率は、良くても五分五分といったところです。
さて、さらに興味深いポイントです。引用された URL の位置とそのオーガニック検索での順位との相関関係も調べました。
すると、その相関係数は 0.445 でした。
つまり、SERP で上位にランクインしているページは、引用される可能性が高くなるだけでなく、AI による概要でもより目立つ位置に表示される傾向があるということが判明したのです。
どうやら、Google は従来のランキングとAI による概要の選択に対して重複シグナルを使用しているようだということが、今回の Ahrefs の調査からわかりました。ただ、相関係数が示すように、AI による概要は単純にトップの検索結果を再構成しているのではないということも言えそうです。
SEO は依然として重要です。検索結果の順位が高いと、AI による概要で引用される可能性も高まります。そして、高い順位を獲得し、かつ引用されれば、AI による概要内でより目立つ位置に表示される可能性が高まるのです。
しかし、Ahrefs の調査では、従来の SEO を超えた何かが存在することもうかがえます。Google が AIO の選定に用いる要因がすべて解明できているわけではありませんが、単に上位の検索結果をそのまま利用しているのではないことは明らかです。
Ahrefs の別の調査が示唆するように、重要なのは、ブランドやウェブ上での言及数なのかもしれません。
AI による概要における自社ブランドの言及を追跡したい場合は、ぜひ Ahrefs のブランドレーダーをチェックしてみてください。手順は次のように簡単です。
このように、自社の AI による概要全体での占有率と、その経時的な増減が表示されます。
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Ahrefs|シニアコンテンツマーケター。 これまで 6 年間、デジタルマーケティングに携わり、アジアで開催される業界最大のカンファレンス(TIECon および Digital Marketing Skill Share)で数回講演を行っている。気になることを Substack(サブスタック)にも投稿中。