AI が最も信頼するドメイン TOP 10【2026 年 4 月最新版】Ahrefs ブランドレーダー で分析

河原田 隆徳 (TAKA)
Ahrefs 日本マーケティング統括。 国外 SaaS 企業における日本市場向けのマーケティングとローカリゼーションで 10 年以上の経験を積み、現在は Ahrefs の日本マーケティングを統括。ユーザーの皆さんと共に、Ahrefs を日本で盛り上げることを目標に、日々全力で取り組んでいます。

6 ヶ月で大きく動いた AI の情報源:ChatGPT・AI モード・AI による概要・Perplexity・Copilot が引用するドメイン最新ランキング

公開日:2026 年 4 月 1 日 / データ出典:Ahrefs ブランドレーダー(2025 年 12 月〜2026 年 3 月)


AI が回答を生成する際、どのサイトを「信頼できる情報源」として引用しているのかご存じですか?

Google の AI による概要(AI Overviews)・AI モード、ChatGPT、Perplexity、Copilot、いまや検索体験の中心に AI が置かれる時代になりました。そのなかでAI に引用されるかどうか」は、ブランドやコンテンツの露出に直結する新しい指標になりつつあります。

今回 Ahrefs は、自社ツール「Ahrefs ブランドレーダー」を使って 5 つの AI プラットフォームにおける引用データを分析し、AI が最も頼りにしているドメイン TOP 10 を明らかにしました。また、2025 年 10 月公開の前回調査から約 6 ヶ月が経過したことを踏まえ、AI の引用傾向がどう変化したかも検証します。


調査概要

項目内容
分析対象 AIAI モード(Google)、AI Overviews(Google)、ChatGPT、Perplexity、Copilot
データ期間2025 年 12 月〜2026 年 3 月 31 日(累計)
集計指標AI の回答における「引用数(Citations)」
使用ツールAhrefs ブランドレーダー

以下は、5 つの AI プラットフォームの引用数を合算した総合ランキングです(2026 年 3 月 31 日時点の累計)。

順位ドメイン総引用数登場プラットフォーム数
1 位www.youtube.com3,318,7953 プラットフォーム
2 位ja.wikipedia.org978,8344 プラットフォーム
3 位www.google.com906,9521 プラットフォーム
4 位www.instagram.com782,1042 プラットフォーム
5 位note.com384,5174 プラットフォーム
6 位www.amazon.co.jp360,0911 プラットフォーム
7 位ameblo.jp174,9023 プラットフォーム
8 位news.yahoo.co.jp113,3821 プラットフォーム
9 位prtimes.jp95,6551 プラットフォーム
10 位en.wikipedia.org71,9501 プラットフォーム

総合ランキングだけでは見えてこない各 AI の引用傾向の違いを、プラットフォーム別に整理しました。


Google AI モード

Google が 2025 年に日本でも本格展開した AI モードの引用データです。動画・SNSEC プラットフォームが上位を独占し、「ユーザーが実際に使うサービス」が優先的に引用される傾向が見られます。

順位ドメイン引用数(累計)
1 位www.youtube.com2,225,665
2 位www.google.com906,952
3 位www.instagram.com669,913
4 位ja.wikipedia.org555,331
5 位www.amazon.co.jp360,091

Google AI による概要(AI Overviews)

日本語の検索結果に表示される AI による概要(AI Overviews)では、Wikipedia と note.com が際立った存在感を示しています。note.com が Wikipedia に迫るほどの引用数を持つのは注目点です。日本語コンテンツの豊富さと信頼性が評価されていることがうかがえます。

順位ドメイン引用数(累計)
1 位www.youtube.com941,107
2 位ja.wikipedia.org245,213
3 位note.com211,600
4 位news.yahoo.co.jp113,382
5 位www.instagram.com112,191

ChatGPT

Chat­G­PT が日本語クエリで引用するドメインは、他の AI と大きく異なります。prtimes.jp(PR TIMES)が 2 位というのは見逃せない発見です。プレスリリースが AI に「公式情報」として認識・引用されていることを示しており、広報活動の重要性が AI 時代にも健在であることがわかります。

順位ドメイン引用数(累計)
1 位ameblo.jp103,459
2 位prtimes.jp95,655
3 位en.wikipedia.org71,950
4 位item.rakuten.co.jp53,147
5 位note.com52,679

Perplexity

リサーチ特化型 AI として注目される Per­plex­i­ty は、Wikipedia と note.com を積極的に引用します。

順位ドメイン引用数(累計)
1 位www.youtube.com152,023
2 位ja.wikipedia.org137,718
3 位note.com85,511
4 位search.rakuten.co.jp65,352
5 位ameblo.jp57,733

Microsoft Copilot

Copi­lot のランキングは小規模ながら、日本語圏でよく使われるサービスが中心です。

順位ドメイン引用数(累計)
1 位ja.wikipedia.org40,572
2 位note.com34,727
3 位ameblo.jp13,710
4 位kakaku.com11,427
5 位wowma.jp9,708

今回の調査から、AI に引用されやすいサイトには以下の共通点が見られます。

1. 「一次情報」としての信頼性

YouTube・Wikipedia・PR TIMES はいずれも、コンテンツの出所が明確なプラットフォームです。AI は「誰が発信したか」を重視して引用先を選ぶ傾向があります。

2. 日本語コンテンツの豊富さ

note.com と ameblo.jp が複数の AI で引用されているのは、日本語クエリに対して「読める日本語コンテンツの量と質」が評価されているからと考えられます。note.com は AI Overviews・ChatGPT・Copilot・Perplexity の 4 プラットフォームで上位に登場しており、日本語圏における最重要プラットフォームのひとつです。

3. プラットフォームごとに「信頼モデル」が異なる

AI モードや AI による概要(AI Overviews)は YouTube・Instagram・Amazon など大手プラットフォームを多く引用する一方、ChatGPT はブログ(ameblo.jp)やプレスリリース(prtimes.jp)を積極的に引用します。AI ごとに何を「信頼できる情報」と判断するかのロジックが異なるため、マルチプラットフォームでの AI 露出戦略が必要です。


本調査を行うにあたり、Ahrefs は 2025 年 10 月に「AI 検索エンジンの日本国内の情報源を徹底比較」という記事を公開しています。当時は ChatGPT・AI モード・Copilot・Perplexity の 4 プラットフォームを対象に、2025 年 5〜9 月のデータを分析しました。

今回はその後 6 ヶ月のデータ(2025 年 12 月〜2026 年 3 月)と比較し、AI の引用傾向がどう変化したかを検証します。

最大の変化:Reddit と Yahoo! 知恵袋の「消滅」

前回調査の最も印象的な発見は、Chat­G­PT が Red­dit を圧倒的 1 位(228,388 引用)として引用していたことでした。ところが今回、Reddit は Chat­G­PT のトップ 5 から姿を消しました。同様に、前回 Per­plex­i­ty で 1 位(518,977 引用)だった Yahoo! 知恵袋も両プラットフォームのトップ 5 から消えています

この変化の背景として考えられる要因として、各 AI における情報源のコンテンツの鮮度や信頼性スコアの見直しが行われた可能性があります。

6 ヶ月のデータから見えてきた 3 つのポイント

AI の引用傾向は短期間で大きく変わりうる:Red­dit が Chat­G­PT のトップから消え、Yahoo! 知恵袋が Per­plex­i­ty のトップから消えた事実は、「今 AI に引用されている」という状態が永続するとは限らないことを示しています。

② note.com と ameblo.jp は安定した AI 信頼源:両プラットフォームは前回・今回ともに複数の AI で上位に登場しており、日本語コンテンツとして継続的に評価されています。

③ プレスリリース(prtimes.jp)の価値は維持:Chat­G­PT における prtimes.jp の存在感は前回・今回ともに上位で安定しており、広報活動の AI 引用への影響は健在です。


本調査の結果は、コンテンツマーケターや SEO 担当者に対して重要な示唆を与えます。AI に「推奨されるブランド」になることが、これからのデジタルマーケティングの新しい競争軸です。Ahrefs ブランドレーダー を活用して、自社の AI 可視性を今すぐ確認してみましょう。

  • YouTube への動画投稿AI 引用を獲得する最も効果的な手段のひとつ
  • note.com でのコンテンツ発信は、複数の AI プラットフォームへの露出につながる
  • PR TIMES へのプレスリリース配信は Chat­G­PT への引用増加に有効
  • Wikipedia の情報整備は、信頼性指標として依然として重要

Ahrefs ブランドレーダーとは

本記事のデータはすべて Ahrefs ブランドレーダーから取得しています。ブランドレーダーは、ChatGPT・Perplexity・Google AI による概要(AI Overviews) など複数の AI プラットフォームにおけるブランドの言及・引用・インプレッションをリアルタイムで追跡できるツールです。

自社ブランドや競合が AI にどれだけ引用されているかを把握し、AI 時代の情報戦略を立てるために活用できます。

👉 Ahrefs ブランドレーダーを試してみる:https://ahrefs.com/ja/brand-radar


本記事のデータは Ahrefs ブランドレーダーより取得(集計期間:2025 年 12 月〜2026 年 3 月 31 日)。引用数は各 AI プラットフォームにおける累計引用数を合算したものです。