コンテンツギャップは、競合他社サイトは検索上位なのに自社サイトがランク外のキーワードを確認できる、競合分析ツールです。
実際の活用例をいくつか紹介します。
新コンテンツ制作時には、コンテンツギャップ分析を活用しましょう。 つまり、競合他社が検索上位なのに自社がランクインしていないキーワードを調査するのです。自社サイトの検索順位をアップさせるべき数百の最適なキーワード候補を素早く見つけることが可能です。
例えば、Ahrefsブログ用に新コンテンツを作成したいとしましょう。
まず競合分析ツールを開き「キーワード」を選択します。 「このターゲットはランクインしていません」欄にブログURLを入力し、その下に複数のオーガニック検索競合他社のURLを追加します。
その後「キーワード機会を表示」をクリックすると、Moz社とSEJ社の少なくともどちらかがトップ10にランクインしているのに、Ahrefs はトップ100圏外のキーワードが表示されます。
これらすべてがAhrefsにとって最適のトピックというわけではありません。 ここから絞り込むには、「競合の順位」 というドロップダウンをクリックして 「すべての競合」 を選択すれば、両方の競合他社が検索上位でAhrefsがランキング圏外のキーワードを見つけることができます。
「ピラーページ」「高度なSEO」などの、Ahrefsのターゲット候補となる202のキーワードに絞り込めました。
この方法は、リンク構築やオンページ最適化の努力は最小限に抑えつつ、検索首位を獲得するための近道です。
強調スニペットで競合他社が表示されるキーワードを見つけるには、
まず「フィルタを追加」 クリック
次に「SERPの機能」を選択
そこから「ターゲットを含めない」を選んで「フィーチャースニペット」 のボックスにチェックして
「結果を表示」をクリックします。 次に「ターゲットの順位」フィルター で、順位を2~10位に設定します。 ここでは、検索1位(=強調スニペットに表示される)キーワードは意図的に除外します。
こうすれば、強調スニペットに表示されるチャンスがあるすべてのキーワードが表示されます。
これもまた、リンク構築やオンページ最適化の努力は最小限に、検索首位が狙える手法です。
こういったキーワードを見つけるには、
ターゲットの順位フィルターを11~20位に設定
競合の順位フィルターで 「すべての5競合」と「トップ10入り」 を選択
そして「主要な順位のみ」 をオンにします。
こうすれば、ターゲットにすべき全てのキーワードが表示されます。
例えば、Ahrefsのブログで「Magento(Eコマースプラットフォーム)に合わせた最適化」について記事を書きたい場合。
まず、キーワードエクスプローラーを使ってこのキーワードの実際のSERPを確認します。
次に競合分析ツールを開き「キーワード」を選択します。 続いて、
検索順位トップ3ページを下部セクション(「競合のランクインあり」部分)に貼り付ける
上部セクションに投稿予定の記事のスラッグ(ahrefs.com/blog/magento-seo)を入力。
すべてのURLを 「完全一致URL」モード に設定して、ページレベルの分析を可能にする
最後に 「キーワード機会を表示」をクリックします。. こうすれば、公開予定の記事に含めるべきサブトピック候補となるすべてのキーワードが表示されます。
「Magento 2 seo」や「magento agency/experts」がよく検索されている関連キーワードであることが分かりました。
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