2024 年 11 月は、Google Search Console レポート機能改善、Patches(パッチ)機能、AI コンテンツヘルパーの多くの新機能、レポートの PDF エクスポート、など多くの機能をリリースしました!
特に、Google Search Console では確認できなかった過去のデータを可視化できるようになったり、ノーコードでメタタイトルやメタディスクリプションを Ahrefs 上から修正・公開できたり、AI コンテンツヘルパーに新機能が追加されたりと、SEO 周りのマーケティングツールがさらに充実しています。
では、さっそく内容を見ていきましょう!
Google Search Console パフォーマンスチャートの新機能
ダッシュボードおよびランクトラッカー(Rank Tracker)の Google Seaerch Console パフォーマンスチャートに以下を追加しました:
• Google アップデート
• コンテンツの変更
• 年表記を含む改良された X 軸
これにより、インプレッションやトラフィック数に影響を与える要因を簡単に確認できます。
また、Google Search Console では過去 16 ヶ月のデータしか保存できません。しかし、Ahrefs の Google Search Console 機能を利用することで、年ごとのデータの変化を簡単に確認できるようになりました!
オーガニックキーワードレポートでの有料ポジションのフィルタ追加
サイトエクスプローラーのオーガニックキーワードレポートに、有料ポジションのフィルタを追加しました:
・トップ広告
・ボトム広告
・有料サイトリンク
これにより、すでにオーガニックでランクインしているキーワードを特定し、それに入札できるようになります。
AI コンテンツヘルパー
(コンテンツは日本語に対応しておりますが、製品の日本語版は近日リリース予定です。)
- AI レコメンデーション
トピックごとの AI レコメンデーションを追加しました。「Get recommendations」をクリックすると、AI が以下を行います:
• あなたのコンテンツと競合のコンテンツを比較分析
• コンテンツギャップを埋める具体例を表示
2. AI を使ったテキスト改善
新機能として、AI を使ってテキストを改善できるようになりました。テキストをクリック&ドラッグで選択し、「Ask AI」をクリックするだけです。その後、自分のリクエストを入力するか、プリセットされたアクションを選べます:
• テキスト全体を書き換える
• 新しいテキストを提案する
• 文法の修正、短文・長文に変更など
3. アクセス権限の管理
エンタープライズプランをご利用中の場合、AI コンテンツヘルパーでアクセス権限を管理できるようになりました:
• ドキュメントをプライベートにする
• ワークスペース内の特定のユーザーと共有
レポートを PDF ファイルにエクスポート
これまでに Reports Builder で作成したカスタムレポートを PDF 形式でエクスポートできるようになりました。SEO やマーケティングのインサイトをチームやマネージャーやクライアントに共有可能です。「Print to PDF」をクリックするだけで完了です!
プロジェクトブースト(有料アドオン機能)
Ahrefs の プロジェクトブーストについて
「プロジェクトブーストとは?」
Ahrefs の新しい有料プランで利用できるアドオン機能。ご利用中の各プロジェクトを個別にアップグレードでき、より高度な機能を利用可能にします。
主な利用可能な機能例
• Patches(パッチ): Site Audit 内で簡単な問題(例: メタディスクリプションの長さ)をノーコードでワンクリックで修正。
• IndexNow 自動送信: サイト変更を検索エンジン(Bing など)に即時通知。
• Rank Tracker の毎日更新: キーワードランキングを毎日追跡。
• Web Analytics(近日公開): サイトセッション解析やイベント追跡など。
各ブースト料金プラン
• ベーシック(無料): 最低限の機能
• プロ(月額 $20/プロジェクト): IndexNow 自動送信など。
• マックス(月額 $200/プロジェクト): Patches(パッチ)や高度な機能がすべて利用可能。
各プランへのアップグレード方法
ダッシュボードやプロジェクト設定、アカウント設定から追加可能。事前購入も対応。
詳細は Ahrefs の公式プロジェクトブーストヘルプ記事をご確認ください。
IndexNow への自動送信
IndexNow への自動送信オプションを追加しました。このオープンソースプロトコルを使えば、ウェブパブリッシャーがウェブサイトの変更を参加している検索エンジンに通知できます。
プロジェクト設定で有効にするだけで、Site Audit がクロール時に変更を自動的に IndexNow に送信します。手動での送信はもう不要です!
新しい項目「IndexNow auto-submission」を有効にすると、Page Explorer で自動送信を追跡できます。
上記機能の利用可能ブーストプラン:プロ
Patches(パッチ)
Patches(パッチ)をリリースしました!
これは、Site Audit の問題レポート内で作成し、直接修正を適用できる機能です。
例えば、タイトルやメタディスクリプションに問題がある場合、「Patch it」をクリックして新しい値を入力し、「Publish」を押すだけで修正できます。開発者は不要です!
詳細については、Patches のヘルプ記事をご覧ください。
上記機能の利用可能ブーストプラン:マックス
その他
APIv3:Keywords Explorer Overview の新機能
APIv3 の Keywords Explorer Overview エンドポイントに多くの新機能を追加しました。以下のデータを取得可能です:
• ターゲットフィルタ
• 空キーワードパラメータ
• モバイルとデスクトップの分布
• 月間検索ボリューム
詳細は、API ドキュメントをご覧ください。
キーワードエクスプローラーに直接アクセス
これまでキーワードエクスプローラーのデータベース全体を探索するには空検索を行う必要がありましたが、現在は「キーワードエクスプローラーに移動」リンクをクリックするだけでアクセス可能です。
以上が今月のアップデートです!
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